F1日本GP フリー走行1回目 | バルテリ・ボッタスがトップタイム
2019年のF1世界選手権 第17戦 日本GPのフリー走行1回目が10月11日(金)に鈴鹿サーキットで行われ、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムを記録。ルイス・ハミルトンも2番手に続き、メルセデスが1-2体制で週末をスタートした。
FIA(国際自動車連盟)は、フリー走行1回目開始直前に台風19号接近に伴い土曜日に予定されていた全てのセッションを中止することを決定。フリー走行3回目はなくなり、土曜日に予選と決勝を行うワンデー開催となることで、金曜日に行われる2回のセッションは非常に重要なものとなった。
鈴鹿サーキットは、8の字型のレイアウトに時速300㎞以上で駆け抜ける130Rなど名物コーナーが詰まった高速サーキット。ピレリはC1(ハード/ホワイト)、C2(ミディアム/イエロー)、C3(ソフト/レッド)という最も硬いコンパウンドを選択。レースではC1とC2のいずれか1セットを使用されなければならない。
幸いにも雨は降らず、フリー走行1回目の開始時の天候は曇り。気温24.6度、路面温度30度のドライコンディションで90分のFP1セッションはスタートした。
セッション開始直後、真っ先にコースインしたカルロス・サインツ(マクラーレン)がターン1の手前でストップ。バーチャルセーフティカーが導入される。
今回のフリー走行1回目では山本尚貴がトロロッソ・ホンダでF1デビュー。最初の計測で1分38秒515というタイムを記録した。
30分が経過した時点でタイムシートのトップに立ったのはメルセデスのルイス・ハミルトン。ミディアムタイヤで1分30秒832をマーク。2番手にも同じタイヤで0.086秒差でチームメイトのバルテリ・ボッタス。3番手には0.219秒差でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがソフトタイヤで続く。
山本尚貴は同じチームのダニール・クビアトから0.812秒遅れの17番手となる1分33秒843をマークしている。トロロッソ・ホンダ勢はミディアムタイヤで走行を行っている。
アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)はマシントラブルによってガレージで作業を続けており、この時点で4周しか走行できていない。
フリー走行3回目がなくなったためか、後半はメルセデス勢もソフトタイヤで走行を開始。
フリー走行1回目のトップタイムはメルセデスのバルテリ・ボッタスの1分28秒731。2番手にもチームメイトの0.076秒差で続いた。メルセデスはF1日本GPに“マイナー”なアップデートを導入したと述べていたが、この時点では他を圧倒する速さをみせている。
3番手には0.989秒差でセバスチャン・ベッテル、4番手には1.181秒差でシャルル・ルクレールとフェラーリ勢が続いた。
5番手タイムは1.315秒差でマックス・フェルスタッペン、6番手には1.644秒差でアレクサンダー・アルボンとレッドブル・ホンダ勢。今回のF1日本GPではエクソンモービルの新燃料を投入しているが、FP1の結果は厳しいものとなった。
ベスト・オブ・ザ・レストの7番手にはマクラーレンのランド・ノリス。セルジオ・ペレスとランス・ストロールのレーシングポイント勢がマクラーレン勢に割って入った。
トロロッソ・ホンダはダニール・クビアトが16番手タイム。ピエール・ガスリーに代わってFP1を担当した山本尚貴は、ダニール・クビアトから0.098秒差の17番手となる1分32秒018でF1初走行を終えた。
F1日本GP フリー走行2回目は14時から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1日本GP
FIA(国際自動車連盟)は、フリー走行1回目開始直前に台風19号接近に伴い土曜日に予定されていた全てのセッションを中止することを決定。フリー走行3回目はなくなり、土曜日に予選と決勝を行うワンデー開催となることで、金曜日に行われる2回のセッションは非常に重要なものとなった。
鈴鹿サーキットは、8の字型のレイアウトに時速300㎞以上で駆け抜ける130Rなど名物コーナーが詰まった高速サーキット。ピレリはC1(ハード/ホワイト)、C2(ミディアム/イエロー)、C3(ソフト/レッド)という最も硬いコンパウンドを選択。レースではC1とC2のいずれか1セットを使用されなければならない。
幸いにも雨は降らず、フリー走行1回目の開始時の天候は曇り。気温24.6度、路面温度30度のドライコンディションで90分のFP1セッションはスタートした。
セッション開始直後、真っ先にコースインしたカルロス・サインツ(マクラーレン)がターン1の手前でストップ。バーチャルセーフティカーが導入される。
今回のフリー走行1回目では山本尚貴がトロロッソ・ホンダでF1デビュー。最初の計測で1分38秒515というタイムを記録した。
30分が経過した時点でタイムシートのトップに立ったのはメルセデスのルイス・ハミルトン。ミディアムタイヤで1分30秒832をマーク。2番手にも同じタイヤで0.086秒差でチームメイトのバルテリ・ボッタス。3番手には0.219秒差でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがソフトタイヤで続く。
山本尚貴は同じチームのダニール・クビアトから0.812秒遅れの17番手となる1分33秒843をマークしている。トロロッソ・ホンダ勢はミディアムタイヤで走行を行っている。
アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)はマシントラブルによってガレージで作業を続けており、この時点で4周しか走行できていない。
フリー走行3回目がなくなったためか、後半はメルセデス勢もソフトタイヤで走行を開始。
フリー走行1回目のトップタイムはメルセデスのバルテリ・ボッタスの1分28秒731。2番手にもチームメイトの0.076秒差で続いた。メルセデスはF1日本GPに“マイナー”なアップデートを導入したと述べていたが、この時点では他を圧倒する速さをみせている。
3番手には0.989秒差でセバスチャン・ベッテル、4番手には1.181秒差でシャルル・ルクレールとフェラーリ勢が続いた。
5番手タイムは1.315秒差でマックス・フェルスタッペン、6番手には1.644秒差でアレクサンダー・アルボンとレッドブル・ホンダ勢。今回のF1日本GPではエクソンモービルの新燃料を投入しているが、FP1の結果は厳しいものとなった。
ベスト・オブ・ザ・レストの7番手にはマクラーレンのランド・ノリス。セルジオ・ペレスとランス・ストロールのレーシングポイント勢がマクラーレン勢に割って入った。
トロロッソ・ホンダはダニール・クビアトが16番手タイム。ピエール・ガスリーに代わってFP1を担当した山本尚貴は、ダニール・クビアトから0.098秒差の17番手となる1分32秒018でF1初走行を終えた。
F1日本GP フリー走行2回目は14時から行われる。
2019年 第17戦 F1日本GP フリー走行1回目 結果
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分28秒731 | 26 | |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分28秒807 | 0.076 | 25 |
3 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分29秒720 | 0.999 | 26 |
4 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分29秒912 | 1.181 | 20 |
5 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分30秒046 | 1.315 | 22 |
6 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル | 1分30秒375 | 1.644 | 24 |
7 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン | 1分30秒702 | 1.971 | 21 |
8 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | 1分30秒810 | 2.079 | 21 |
9 | 18 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 1分30秒959 | 2.228 | 27 |
10 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分31秒001 | 2.270 | 24 |
11 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分31秒283 | 2.552 | 25 |
12 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分31秒307 | 2.576 | 27 |
13 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分31秒426 | 2.695 | 29 |
14 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1分31秒563 | 2.832 | 25 |
15 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分31秒785 | 3.054 | 22 |
16 | 26 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ホンダ | 1分31秒920 | 3.189 | 23 |
17 | 38 | 山本尚貴 | トロロッソ・ホンダ | 1分32秒018 | 3.298 | 30 |
18 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分32秒800 | 4.069 | 23 |
19 | 88 | ロバート・クビサ | ウィリアムズ | 1分33秒484 | 4.753 | 27 |
20 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分36秒887 | 8.156 | 4 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1日本GP