F1 マレーシアGP 予選:ドライバーコメント
2013 FORMULA 1 PETRONAS MALAYSIA GRAND PRIX
1位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「今日は、サーキットが半分がドライで半分がウェットだったのでとても難しかった。激しくにプッシュすることと、タイヤをセーブすることとの間で適切な妥協を見つけるのが難しかった。ピットインしてタイヤを変えたのは正しい戦略だったし、ペースも良かった。Q3は良いセッションだったし、僕たちが何をしなければならないかは明らかだったので、結果には満足している。明日は長いレースだし、最高の仕事をした人が勝つ。今日はいくつかタイヤをセーブできたので、レースがドライになれば助けになるだろう。でも、様子を見てみるつもりだ」
2位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「巡ってきた全てのチャンスを最大限に生かすことができた素晴らしい予選だった。Q3では、セッション終盤に新品のインターミディエイトを装着するためにピットストップすることに決定し、2番グリッドを獲得するために十分な良いラップをすることができた。このチームリザルドを本当に嬉しく思う。冬の間に素晴らしい仕事をしてきたおかげだ。クルマは、ウェットとドライの両方であらゆるコンディションで競争力があることを示しているけど、僕たちは改善を続けていかなければならない。今日は非常に強いライバルとの戦いになったし、雨が少し助けになったかもしれない。通常のコンディションではこの結果を目指すのはもっと難しかっただろうからね。長くて難しいレースになると思うし、何が起こるかわからない。不確定な天候は全員にとって助けにならないし、戦略とタイヤマネジメントが重要になってくると思う」
3位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「3番手にはとても満足している。予選でトップ3に入るのは久しぶりだからね。通常、レースではなんとか成し遂げられていたことだけど、かなりの間逃していた。僕たちはドライでは最速ではなかったので、雨が少し助けになったかもしれないけど、トップ3からスタートは、表彰台フィニッシュする現実的なチャンスを与えてくれるし、優勝だった夢ではない。Q3でトラックが素早く乾いていったのを見て、ちょっとためらった。ドライでは、インターミディエイトは1〜2周でデグラデーションが始まってしまうからね。でも、最終的には最も賢明な選択ができたと思うし、うまくいった。過去3年間で、今回はパフォーマンス、戦略、ピットストップと全てが最善の結果に働いたと思う。これから明日がどうなるか見ていかなければならないし、雨が降れば、常に運次第だ。現在のF1は、スタートが最も重要というわけではないけど、それでもポジションを維持するために、さらには1コーナーでベッテルを抜けるように良いスタートを決めたい。そのあと様子を見てみるつもりだ。オーストラリアでのレースペースと金曜日のロングランによってそれなりに楽観的になることができる」
4位 ルイス・ハミルトン (メルセデスAMG)
「今日のコンディションを考えれば、4番手にはかなり満足だ。クルマはドライでそれほど悪くなかったけど、バランスはもっと良くできると思うし、Q3のウェットコンディションはかなりトリッキーだった。僕たちは上位のドライバーよりも古いタイヤでラップをしていたのでちょっと不運だったけど、全体的に僕たちのペースはよかったので不満は言えない。2戦連続で2列目だし、ここまでの週末からポジティブなことをたくさんを得られている。他チームと比較して僕たちのロングランのペースはかなり良さそうなので、明日はドライコンディションになってくれることを願っている」
5位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「5番手で終わったのは期待外れだ。Q3の最後の部分で適切なタイミングを計ることができなかった。もっと多くのラップができたと思う。十分な速さはあったけど、速く走らなければならないラップであまりに遅くて、最後のアタックラップに入れなかった。タイムは今日僕がどれくらいクルマを快適に感じていたかを表してはいない。たくさんの仕事をして、もっとうまくやれるとわかっているときにはフラストレーションを感じる。明日のレースを楽しみにしている。天候にとって面白いレースになるはずだ」
6位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスAMG)
「今日はドライコンディションではバランスは素晴らしかったし、全てが完璧だったので、それがわかったのは嬉しい。残念ながら、雨が降り始めてからはクルマから最大限を引き出せなかったし、Q3の最後はトラックのいくつか部分が乾いていたのでタイヤが消耗していて、ラップタイムを改善することができなかった。僕たちにはレースで強いクルマがあるし、明日は3列目から力強いレースをしたいね。良いチャンスだと思うし、それを最大限に生かしていく必要がある」
7位(※) キミ・ライコネン (ロータス)
「僕たちはインターミディエイトで十分に速くなかったので、今日はウェットではこれ以上のタイムは見い出せなかったと思う。もっと多くを望んでいたのは確かだけど、それはそれだし、日曜日にはもっと良い結果を出せることを期待している。3グリッド降格はもちろん期待外れだけど、レースでどうなるか見てみなければならない。天候がどうなるかはわからないけど、それは全員にとって同じだ」
8位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)
「現時点では、8番手以上の予選結果は期待できないと思う。でも、そうは言っても、Q3で先週末のオーストラリアGPで優勝したドライバー(キミ・ライコネン)からたったコンマ2秒しか遅れていないのはそれほど悪いことではないね。もちろん、今日のQ3はウェットだったけど、Q1とQ2の前半は、先週末のこの時点よりも少しは競争力があったように思う。まだ速くはないけど、スタッフはクルマから全てを引き出すために素晴らしい仕事をしてくれている。明日のレースに関しては、そうだね、速いクルマがあるときには雨は決して望まないけど、あまり速くないクルマのときは雨を望むものだ。でも、今日は雨が降ったQ3で、インターミディエイトタイヤであまりペースは良くなかったので、今はいつものように懸命に戦って、レースがどうなるかを見守っていくとしか言えない」
9位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
「ドライでの僕たちのペースはとても良かったので、Q3で雨が降ったのは残念だ。まだウェットでタイヤにそれほど信頼感を持てていないし、クルマはあまりにオーバーステアが多くて、コーナーでスライドしていた。僕たちには競争力のあるクルマがあるし、バランスにも満足しているので、ドライレースになることを期待している。明日は、良い戦略で上位を目指して、ポイント、もしくはそれ以上を持ち去ることが目標だ」
10位 セルジオ・ペレス (マクラーレン)
「1週間前のアルバート・パークでの僕たちのクルマの挙動を考えれば、励みになる予選セッションだったと言っていいと思う。ジェンソンと僕の二人ともQ3に進めたし、それには安堵しているけど、もちろん、クルマの開発という点ではまだ長い道のりだということはわかっている。そうは言っても、チームがクルマを改善させるためにどれくらい一生懸命に作業しているかはわかっているし、その一員でいることは本当に良いフィーリングだ。ここセパンは午後遅くにしばしば雨が降るので、レースが午後4時にスタートすることを考えれば、明日のレースもウェットコンディションの影響を受けるかもしれない。でも、僕はこのサーキットでレースをするのが本当に楽しみだし、明日は天候がどうなってもF1で最高のチームのために全力を尽くしていく」
※キミ・ライコネン、3グリッド降格ペナルティ (F1マレーシアGP 予選)
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