F1 中国GP 決勝:ドライバーコメント
2012 FORMULA 1 UBS CHINESE GRAND PRIX
1位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスAMG)
「僕にとって非常に特別な瞬間だ。週末全体が完璧に進んだ。初ポールポジション、そしてF1初優勝。本当にファンタスティックだ。でも、それだけではない。これは新しいシルバー・アロー、そしてこの素晴らしいチームにとっての初優勝でもある。僕にとって本当に特別だ。チームの全員、ここ中国に来ているスタッフ、そしてブラックリーとブリックスワースのファクトリーにいるスタッフに感謝している。マシンを素早く改善したことをとても誇りに思っている。このレースを忘れることはないだろう。最後の20周はル・マン24時間でレースをしているように感じたよ! でも、ラインを通過するときはとても熱情的だった。僕たちはこの成功を味わうつもりだけど、地に足をつけたままだ。僕たちはまだ望んでいる位置にはいないし、まだ全てのコンディションでマシンとタイヤを理解するために懸命に取り組んでいる。レースをさらに改善させるためにプッシュし続けて行く。レースペースをさらに改善するために頑張り続ける。それがバーレーンでどういう結果になるか、見守りたい」
2位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)
「今日はニコ(ロズベルグ)におめでとうと言いたい。彼は完全無欠なレースをしていた。でも、もし僕たちが最終スティントで彼に対してクリーンな走行ができていたら、何を達成できたかは誰にもわからないよね? 僕たちのペースはとても良かったし、マシンの集団の前に出ることが目標だった。ピットストップでタイムを失わずに彼を追いかけてプレッシャーをかけていたら僕たちはそれを達成できただろう。でも、最終ストップの遅れは仕方ないことだ。今週末それ以外のピットストップはとても力強かったけど、特にその1回がうまくいかなかった。遅れにとってトラフィックの中に戻ってしまったし、それはちょっとショックだったけど、マシンにはペースと一貫性があったし、良いバトルをしてセバスチャン(ベッテル)をうまく追い抜いて2位に返り咲くことができた。優勝にチャレンジできなかったのは期待外れだったけど、多くのオーバーテイクやバトルがあって楽しいレースだった。より重要なのは、マクラーレンにとて素晴らしい一日だったことだ。僕たちは今、両方のチャンピオンシップをリードしているからね。一貫性がとても重要だし、表彰台に戻れて嬉しいよ。でも、自分達自身をさらに高めるために改善する必要があることはいくつかある」
3位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「素晴らしいレースだった。ジェンソンも僕も優勝できなかったのは悲しいけど、今日はニコの初優勝を本当に嬉しく思っている。でも、マクラーレン・チームのためにも本当に満足している。ジェンソンと僕の二人が表彰台に戻ることができたし、多くのポイントを獲得することができた。でも、タフなレースだった。ニコにチャレンジしたかったし、フロントローでスタートできれば、おそらくチャレンジできていたと思う。でも、僕たちはスタートからなんとか前進することができたし、楽しいオーバーテイクもたくさんあった。マシンの全てを引き出せたと思う。僕たちにはとても一貫性のあるマシンがあるとわかったことも非常にポジティブなことだ。僕たちは前進を続けていかなければならない。それが全てだ。メルセデス、レッドブル、フェラーリ、ロータス、そしてザウバーがいる。物凄いチャンピオンシップだし、観ているファンにとっても素晴らしいレースになるだろう。ドライバーズ世界選手権のトップに立つのは久しぶりだ。でも、僕たちは集中したままだ。作業を続けていけば、優勝は必ずやってくると思うし、今後もっと良い結果を得るためにプッシュし続けていく」
4位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「レース全体で正しいバランスを得ようとするのはとてもトリッキーだった。最終的に4位はそれほど悪くはない。最大限ではなかったけど、上位チームはとてもタイトだった。レースのいくつかのポイントでボードで13位や14位なのを見ていたので、4位には満足しなければならない。バックストレートでプッシュしようとしてワイドに走行するというミスをいくつかしてしまった。マーブルに乗ってしまう可能性があって難しかった。戦略は良かったと思うけど、3ストップは常にギャンブルだ。トラフィックがあるかもしれないからね。ニコ、おめでとう。彼は優勝に相応しいし、メルセデスもそうだ。3回連続の4位だし、十分なポイントなので、それなりに満足してここを離れることができるけど、戦い続けて、改善し続けていく必要がある」
5位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「レースの最後はタイヤが残っていなかった。マシンに座って、タイヤを持たせるために、ブレーキバランス、デフなどあらゆることに反応していたけど、最後の数周は、唯一のチャンスはキミの前に留まることことだとわかっていた。彼も同じような問題に陥っていたと思う。良いポイントを獲得できたし、15位からうまくリカバリーできた。今日はメルセデスがかなり楽に優勝したし、彼らによくやったと言いたい。僕たちは全体的にストレートであまり遅かったし、そこでタイムを失っていた。それは他のドライバーをオーバーテイクするのを難しくした。スタートで好機を逃してしまった。回転数には完全には満足できなかったし、ライトが消えたときに最初のところで順位を失ってしまった。通常、僕はかなり速いけど、今日は最後のひとりだった。1周目は良くなかったけど、戦略によってなんとか取り戻すことができた。僕にたちにとって良い週末だったと思うし、多くのことを学ぶことができた。これを教訓にして来週は正しい方向に進めることを願っている」
6位 ロマン・グロージャン (ロータス)
「とても良いレースだったし、本当に楽しかった。残念ながら、マーク(ウェバー)とのバトルで小さなミスをしてしまったけど、全体的に良いパフォーマンスだったと思う。マシンの感覚は素晴らしかったし、チームは金曜日からこんなにも大きな改善を与えてくれるために驚くべき仕事をしてくれたので、スタッフのためにもレースをフィニッシュして、ポイントを獲得できたことを嬉しく思う。マクラーレンやレッドブルを相手に戦うことは素晴らしい気分だったし、きちんとシーズンをスタートできたことを嬉しく思う。メルボルンでは3番グリッドから高い望みを持っていたし、今はいくつかの妨げを終えて、もっと高い位置を目指すときだ。常に改善する余地はあるし、ここからトップ5、最終的には表彰台を目指せることを期待している。僕たちは段階的に進めていくつもりだけど、残りのシーズンに自信を感じている」
7位 ブルーノ・セナ (ウィリアムズ)
「今日、2台がポイント圏内でフィニッシュできたことはチームにとって素晴らしい結果だ。タフなレースだったし、タイヤの摩耗も高かった。今日は戦略がうまく働いたけど、僕たちはまだ一緒に学び、改善しているところだ。今後数レースでもっと良くなり続けることを目指している」
8位 パストール・マルドナド (ウィリアムズ)
「今日はとてもタフな一日だった。スタートで順位を失ってしまったし、オーバーテイクするのは難しかったけど、ペースは良かった。最後まで戦うことができたし、ポイントを獲得できたことを嬉しく思っている。チームにとって素晴らしい結果だ」
9位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「難しいレースになることはわかっていたし、実際にそうだった。常にトラフィックのなかにいたし、マシンのポテンシャルを生かすチャンスがなかった。他のマシンの後ろにいるときはタイヤが簡単に摩耗してしまうものだ。3ストップ戦略を選んだことで、オーバーテイクをしなければならなかったけど、僕たちのトップスピードではメインストレートではほぼ不可能だとわかったので、マシンをもっとうまく使えるトラックの他のポイントでオーバーテイクを仕掛けなければならなかった。もちろん、それはまさに僕たちの最も弱いエリアであるトラクションとスピードが不可欠なバーレーンにむけてあまり楽観的にはしてくれない。来週もダメージを最小限に抑えることが重要になる。F2012のパフォーマンスを改善させることがプライオリティなので、順位表については考えたくない。でも、望みを失ったというわけではないし、まったくその反対だ。去年、僕たちはスパまでずっと信じていたし、現時点で信じない理由はない。僕たちは順位表で3位だし、リーダーから8ポイントしか離れていない。確かにマシンをもっと速くするためにうまく前進していく必要があるのは間違いない。スペインで大幅なアップデートを持ち込むけど、他もそうだろうし、他よりも1秒速くなるような奇跡を期待しているわけではない」
10位 小林可夢偉 (ザウバー)
「昨日の予選を考えると、もちろんこのレース結果は残念です。実際にスタートではなにが起きたのか分かりませんが、クルマがまったく進んでくれませんでした。とにかく不可解な現象で、すぐにポジションを落としてしまいました。その後はほとんどトラフィックのなかで走っただけでなく、2回目のピットストップのタイミングも少し遅くて、タイヤが終わっていました。これまで何度も悪い予選からレースで挽回することがありましたけど、今回はまったく逆でした。ただ、予選かレースかどちらか速いということは証明出来たので、次はその両方をうまくまとめたいと思います」
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1中国GP
1位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスAMG)
「僕にとって非常に特別な瞬間だ。週末全体が完璧に進んだ。初ポールポジション、そしてF1初優勝。本当にファンタスティックだ。でも、それだけではない。これは新しいシルバー・アロー、そしてこの素晴らしいチームにとっての初優勝でもある。僕にとって本当に特別だ。チームの全員、ここ中国に来ているスタッフ、そしてブラックリーとブリックスワースのファクトリーにいるスタッフに感謝している。マシンを素早く改善したことをとても誇りに思っている。このレースを忘れることはないだろう。最後の20周はル・マン24時間でレースをしているように感じたよ! でも、ラインを通過するときはとても熱情的だった。僕たちはこの成功を味わうつもりだけど、地に足をつけたままだ。僕たちはまだ望んでいる位置にはいないし、まだ全てのコンディションでマシンとタイヤを理解するために懸命に取り組んでいる。レースをさらに改善させるためにプッシュし続けて行く。レースペースをさらに改善するために頑張り続ける。それがバーレーンでどういう結果になるか、見守りたい」
2位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)
「今日はニコ(ロズベルグ)におめでとうと言いたい。彼は完全無欠なレースをしていた。でも、もし僕たちが最終スティントで彼に対してクリーンな走行ができていたら、何を達成できたかは誰にもわからないよね? 僕たちのペースはとても良かったし、マシンの集団の前に出ることが目標だった。ピットストップでタイムを失わずに彼を追いかけてプレッシャーをかけていたら僕たちはそれを達成できただろう。でも、最終ストップの遅れは仕方ないことだ。今週末それ以外のピットストップはとても力強かったけど、特にその1回がうまくいかなかった。遅れにとってトラフィックの中に戻ってしまったし、それはちょっとショックだったけど、マシンにはペースと一貫性があったし、良いバトルをしてセバスチャン(ベッテル)をうまく追い抜いて2位に返り咲くことができた。優勝にチャレンジできなかったのは期待外れだったけど、多くのオーバーテイクやバトルがあって楽しいレースだった。より重要なのは、マクラーレンにとて素晴らしい一日だったことだ。僕たちは今、両方のチャンピオンシップをリードしているからね。一貫性がとても重要だし、表彰台に戻れて嬉しいよ。でも、自分達自身をさらに高めるために改善する必要があることはいくつかある」
3位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「素晴らしいレースだった。ジェンソンも僕も優勝できなかったのは悲しいけど、今日はニコの初優勝を本当に嬉しく思っている。でも、マクラーレン・チームのためにも本当に満足している。ジェンソンと僕の二人が表彰台に戻ることができたし、多くのポイントを獲得することができた。でも、タフなレースだった。ニコにチャレンジしたかったし、フロントローでスタートできれば、おそらくチャレンジできていたと思う。でも、僕たちはスタートからなんとか前進することができたし、楽しいオーバーテイクもたくさんあった。マシンの全てを引き出せたと思う。僕たちにはとても一貫性のあるマシンがあるとわかったことも非常にポジティブなことだ。僕たちは前進を続けていかなければならない。それが全てだ。メルセデス、レッドブル、フェラーリ、ロータス、そしてザウバーがいる。物凄いチャンピオンシップだし、観ているファンにとっても素晴らしいレースになるだろう。ドライバーズ世界選手権のトップに立つのは久しぶりだ。でも、僕たちは集中したままだ。作業を続けていけば、優勝は必ずやってくると思うし、今後もっと良い結果を得るためにプッシュし続けていく」
4位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「レース全体で正しいバランスを得ようとするのはとてもトリッキーだった。最終的に4位はそれほど悪くはない。最大限ではなかったけど、上位チームはとてもタイトだった。レースのいくつかのポイントでボードで13位や14位なのを見ていたので、4位には満足しなければならない。バックストレートでプッシュしようとしてワイドに走行するというミスをいくつかしてしまった。マーブルに乗ってしまう可能性があって難しかった。戦略は良かったと思うけど、3ストップは常にギャンブルだ。トラフィックがあるかもしれないからね。ニコ、おめでとう。彼は優勝に相応しいし、メルセデスもそうだ。3回連続の4位だし、十分なポイントなので、それなりに満足してここを離れることができるけど、戦い続けて、改善し続けていく必要がある」
5位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「レースの最後はタイヤが残っていなかった。マシンに座って、タイヤを持たせるために、ブレーキバランス、デフなどあらゆることに反応していたけど、最後の数周は、唯一のチャンスはキミの前に留まることことだとわかっていた。彼も同じような問題に陥っていたと思う。良いポイントを獲得できたし、15位からうまくリカバリーできた。今日はメルセデスがかなり楽に優勝したし、彼らによくやったと言いたい。僕たちは全体的にストレートであまり遅かったし、そこでタイムを失っていた。それは他のドライバーをオーバーテイクするのを難しくした。スタートで好機を逃してしまった。回転数には完全には満足できなかったし、ライトが消えたときに最初のところで順位を失ってしまった。通常、僕はかなり速いけど、今日は最後のひとりだった。1周目は良くなかったけど、戦略によってなんとか取り戻すことができた。僕にたちにとって良い週末だったと思うし、多くのことを学ぶことができた。これを教訓にして来週は正しい方向に進めることを願っている」
6位 ロマン・グロージャン (ロータス)
「とても良いレースだったし、本当に楽しかった。残念ながら、マーク(ウェバー)とのバトルで小さなミスをしてしまったけど、全体的に良いパフォーマンスだったと思う。マシンの感覚は素晴らしかったし、チームは金曜日からこんなにも大きな改善を与えてくれるために驚くべき仕事をしてくれたので、スタッフのためにもレースをフィニッシュして、ポイントを獲得できたことを嬉しく思う。マクラーレンやレッドブルを相手に戦うことは素晴らしい気分だったし、きちんとシーズンをスタートできたことを嬉しく思う。メルボルンでは3番グリッドから高い望みを持っていたし、今はいくつかの妨げを終えて、もっと高い位置を目指すときだ。常に改善する余地はあるし、ここからトップ5、最終的には表彰台を目指せることを期待している。僕たちは段階的に進めていくつもりだけど、残りのシーズンに自信を感じている」
7位 ブルーノ・セナ (ウィリアムズ)
「今日、2台がポイント圏内でフィニッシュできたことはチームにとって素晴らしい結果だ。タフなレースだったし、タイヤの摩耗も高かった。今日は戦略がうまく働いたけど、僕たちはまだ一緒に学び、改善しているところだ。今後数レースでもっと良くなり続けることを目指している」
8位 パストール・マルドナド (ウィリアムズ)
「今日はとてもタフな一日だった。スタートで順位を失ってしまったし、オーバーテイクするのは難しかったけど、ペースは良かった。最後まで戦うことができたし、ポイントを獲得できたことを嬉しく思っている。チームにとって素晴らしい結果だ」
9位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「難しいレースになることはわかっていたし、実際にそうだった。常にトラフィックのなかにいたし、マシンのポテンシャルを生かすチャンスがなかった。他のマシンの後ろにいるときはタイヤが簡単に摩耗してしまうものだ。3ストップ戦略を選んだことで、オーバーテイクをしなければならなかったけど、僕たちのトップスピードではメインストレートではほぼ不可能だとわかったので、マシンをもっとうまく使えるトラックの他のポイントでオーバーテイクを仕掛けなければならなかった。もちろん、それはまさに僕たちの最も弱いエリアであるトラクションとスピードが不可欠なバーレーンにむけてあまり楽観的にはしてくれない。来週もダメージを最小限に抑えることが重要になる。F2012のパフォーマンスを改善させることがプライオリティなので、順位表については考えたくない。でも、望みを失ったというわけではないし、まったくその反対だ。去年、僕たちはスパまでずっと信じていたし、現時点で信じない理由はない。僕たちは順位表で3位だし、リーダーから8ポイントしか離れていない。確かにマシンをもっと速くするためにうまく前進していく必要があるのは間違いない。スペインで大幅なアップデートを持ち込むけど、他もそうだろうし、他よりも1秒速くなるような奇跡を期待しているわけではない」
10位 小林可夢偉 (ザウバー)
「昨日の予選を考えると、もちろんこのレース結果は残念です。実際にスタートではなにが起きたのか分かりませんが、クルマがまったく進んでくれませんでした。とにかく不可解な現象で、すぐにポジションを落としてしまいました。その後はほとんどトラフィックのなかで走っただけでなく、2回目のピットストップのタイミングも少し遅くて、タイヤが終わっていました。これまで何度も悪い予選からレースで挽回することがありましたけど、今回はまったく逆でした。ただ、予選かレースかどちらか速いということは証明出来たので、次はその両方をうまくまとめたいと思います」
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1中国GP