ルノーのF1マシンの規定違反は重大? 「大きな利点を得ている可能性」
元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、ルノーのF1マシンは、現在FIA(国際自動車連盟)が調査している自動ブレーキバイアスシステムから“大きな利点”を得ている可能性があると考えている。

F1日本GPのレース終了後、レーシングポイントは、ルノーの“プリセットラップディスタンスディペンデントブレーキバイアスアジャストメントシステム”が違法であるとして12ページの書類をFIAに提出した。

FIAは、ニコ・ヒュルケンベルグとダニエル・リカルドが使用したECUとステアリングホイールを押収し、調査を開始している。

ラルフ・シューマッハは、ルノーが故意にそれを行っていないことを望んではいるが、異議申し立てを受けた違反が事実であれば、マクラーレンの“スパイゲート”スキャンダルで与えられたようなチャンピオンシップからの失格と1億ドルの罰金が科せられる規模だと語る。

「ワークスチームとしてそれは非常に疑わしいことだ。彼らはすべてを再考しなければならないだろう」とラルフシューマッハと述べ、自動ブレーキバランスシステムには明確な利点があると語る。

「通常、ドライバーはブレーキバランスを調整する責任があり、自動でそれが行われているとすれば、ブレーキを遅らせて、各コーナーでより多くのスピードを維持できる」

「それは大きなアドバンテージになるだろう。電子的に制御された自動システムは、ドライバーが手動で行うよりもはるかに優れた速度でそれが実行できる」

ラルフ・シューマッハは、ルノーが不正行為で有罪となる大きなリスクがあると考えている。

「疑いは合理的でなければならない。なぜなら、100%確信がない限り、他チームをそのようなもので非難しないことが暗黙のルールだからだ」とラルフ・シューマッハはコメント。

「彼らが正しければ、ルノーにとって大惨事だ。そして、彼らが注目を集めたのは初めてではない」とラルフ・シューマッハは、ダニエル・リカルドがMGU-Kが最大許容電力制限を超えて予選から除外されたF1シンガポールをGPを指摘した。

だが、ラルフ・シューマッハは、この論争が解決するまでにしばらく時間がかかるかもしれないと考えている。

「FIAはすでに最も単純な決定に困惑しているように思う。これは間違いなく巨大なタスクです。彼らは完全に確信する必要がある。ルノーにとって大きな後退になるからだ」

ルノーF1チームは、フラビオ・ブリアトーレ時代の2008年のF1シンガポールGPでネルシノピケにクラッシュを命じ、チームメイトのフェルナンド・アロンソを勝たせた“クラッシュゲート”スキャンダルでワークス参戦から撤退した過去がある。

また、2021年からはマクラーレンがメルセデスに鞍替えすることで自身のチームでしかエンジンを使用しないことになり、F1撤退の可能性も噂されている。

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カテゴリー: F1 / ルノー