ルノー
ルノーは、2016年のF1開幕戦オーストラリアGPに信頼性とパワーアップを目的としたエンジンアップグレードを導入する。

ルノーは、プレシーズンテストで走らせたアップグレードでコンマ5秒のゲインを見つけたと考えているが、メルボルンでの開幕戦にむけてパワーユニットにさらなる変更を施した。

ルノーのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは「エンジンには新しいものがある。まずは何よりも、もう少しパフォーマンスを発揮し、多くのパワーを得るためのものだが、それだけでなく、信頼性も高めることも目的としている」とコメント。

「週末にそれが見られることを願っている」

昨シーズンの散々なスタートを振り返ってシリル・アビテブールは「今は笑えるが、昨年のメルボルンの予選後、携帯のスイッチを入れると、クリスチャン・ホーナー(レッドブル チーム代表)からのテキストを目にした」と述べた。

「彼は48キロメールでエンジンが壊れたと言っていた」

「再現して欲しくないことであり、今週末は信頼性が大きな目標だ」

「また、我々にはエンジンで得られる全てのパフォーマンスを引き出す能力もある。昨年はハードとソフトの両方に関連するいくつかの理由でそれをする立場にはいなかった」

「もっと多くのパフォーマンス、そしてもっと多くの信頼性を引き出せるはずだ」

技術代表のボブ・ベルは、メルボルンで走らせるマシンは、基本的にテストで走らせたものだが、ポテンシャルを改善するドアは半開きだと述べた。

「正直、非常に類似したものになる」とボブ・ベルはコメント。

「我々は、常にメルボルンで走らせるものに非常に近いシャシーを2回の冬季テストで走らせるつもりだった」

「ここにはいくつかの開発を持ち込んでいる」

「新しいフロントウィングをクルマに搭載することもできるが、きちんと確認され、走らせる準備ができているときにしか持ち込まない」

「我々はそれを急ぎはしない。大まかに言えば、クルマは非常に類似している」


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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム