クリスチャン・ホーナー 「レッドブルがF1王座の有力候補ではないの良いこと」
レッドブル・レーシングのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンが今年のF1ドライバーズタイトル防衛の有力候補ではないことを良いことだと考えている。

今シーズンを前に、2024年をアブダビでの圧巻の勝利で非常に強く締めくくったマクラーレンのランド・ノリスが、ブックメーカーの有力候補となっている。さらに、マクラーレンは昨年、大半の期間で最も競争力のあるチームであったことから、1998年以来となる初のコンストラクターズタイトルを獲得した。

その結果、ランド・ノリスだけでなく、マクラーレンも今シーズンに向けての優勝候補となっている。レッドブル・レーシングはまったく未知数である。

レッドブル・レーシングは昨シーズン後半に苦戦し、フェルスタッペンが4年連続のドライバーズタイトルを獲得したにもかかわらず、ミルトンキーンズを拠点とするチームはランキング3位に転落した。

現行のレギュレーションが導入されて以来、常にレッドブルが優勝候補と目されてきたが、クリスチャン・ホーナーは、そのレッテルにはプレッシャーが伴うと指摘している。

クリスチャン・ホーナーは、誰がチームを倒すことになるのかまだわからないが、その答えは開幕のフライアウェイレースの後で明らかになるだろうと疑っている。

「チームが優勝候補ではない方が良いこともある」と、ホーナーはメディアに語った。

「そうすれば、他のチームにプレッシャーがかかる」

「だから、ランドが最初のレースを優勝候補として迎えるのはとても嬉しい。しかし、最初のレースを迎えるまではすべてが意味をなさない。そして、メルボルンはかなり独特なサーキットだ」

「最初のフライウェイを見て、実際のパフォーマンスとデグラデーションを正確に読み取る必要があると思う」

「中国には新しい路面があるし、多くの可動部品があり、シーズンも長い。どうなるか見てみよう」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング