F1イタリアGP 決勝:レッドブルF1代表 「マクラーレンの“パパイヤルール”が助けられた」
レッドブル・レーシングのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、コース上でのドライバー同士のバトルが自由に行われる場合、マクラーレンがドライバーのどちらかを優先することは「不可能」だと考えている。

日曜日のイタリアグランプリのオープニングラップで、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリがサイド・バイ・サイドで走行し、ピアストリがポールポジションのノリスを追い抜いた。

現在、ノリスはドライバーズ選手権でマックス・フェルスタッペンに最も肉薄しているドライバーであり、モンツァでは3位入賞を果たし、フェルスタッペンが6位に低迷する中、62ポイント差までその差を縮めた。

マクラーレンはレース中、「パパイヤルール」に言及し、両ドライバーが互いにバトルを繰り広げる際には特に注意を払うよう指示していた。

ピアストリのオーバーテイクにより、シャルル・ルクレールが2位に浮上し、最終的にレースを制した。これによりレッドブルのタイトルのリードに貢献した。

「パパイヤルールが何なのかはわからないが、2つ目のシケインで彼らはレースから脱落しかけた」とホーナーはメディアに語った。

「ドライバーズ選手権の観点から見ると、今日は我々にとって助けになった」

マクラーレンは、ドライバーズタイトル獲得を視野に入れ、今後はノリスを優遇する方針であると発表している。

マクラーレンのチームオーダーについて尋ねられたホーナーは、「チームとしては常に難しい立場だ」と付け加えた。

「しかし、最善を尽くさなければならない局面がいつか訪れるのは避けられない。だが、そのような状況では、最善を尽くすことは不可能だ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / マクラーレンF1チーム