レッドブルF1首脳 「ヨス・フェルスタッペンはホーナーよりヴォルフのファン」
レッドブルF1のアドバイザーであるヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンの父であるジョス・フェルスタッペンは「クリスチャン・ホーナーよりもトト・ヴォルフの大ファン」だと述べた。

2000年代半ばにレッドブル・レーシングが創設されて以来、チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、今年初めてヨス・フェルスタッペンから公に批判された。

これにより、今シーズン開幕直後にチーム内で起きた権力闘争のさなか、マックス・フェルスタッペンがチームからの離脱を模索しているのではないかという憶測が飛び交った。

メルセデスのF1チーム代表であるトト・ヴォルフは、フェルスタッペンの獲得に意欲的であることを公言しているが、2025年のオランダ人ドライバー獲得は難しいと認めている。

「マックスを獲得しようとしないのであれば、彼は良いチーム代表とは言えないだろう」とマルコは『Inside Line』ポッドキャストで語った。

「どのトップチームもマックスを獲得したいと思っていると思う」

「もう一つの話(ヴォルフとフェルスタッペン陣営の会合)だが、モンテカルロには誰もが住んでいる。グランプリが開催されていないときは、モンテカルロはかなり静かな場所だ。コーヒーショップもそれほど多くない」

「だから、2人が顔を合わせるのは自然なことだし、もちろん、トトがそれをネタにするのも当然だ」

「一方で、ヨスはクリスチャンよりもトトのほうが大ファンなんだ」

ヘルムート・マルコ、マックス・フェルスタッペンに関する噂は「止む」と期待
どのチームも、新たな技術規定が適用される2026年にすでに焦点を当てている。

ヘルムート・マルコは、レッドブルがマックス・フェルスタッペンを引き留めることを望むのであれば、今後数年間も勝利を続けられることを彼に納得させることが重要だと主張した。

「トップF1ドライバーとの契約には、主にパフォーマンスに基づく契約解除条項が含まれている」とマルコは述べた。

「現時点では、マックスはチャンピオンシップでの勝利に集中しているし、チームもチャンピオンシップでの勝利に集中している。我々は前を向いて進むしかない。2026年には新しいルールが導入される」

「現時点では、競争力のあるエンジンを製造するメーカーが誰なのかは誰も知らない。2014年に突然、我々が使用していたエンジンが少なくとも50馬力以上劣り、信頼性もなかったことを考えてみろ。何が起こるか本当にわからない」

「しかし、現時点ではすべてが明確だ。マックスは来季レッドブル・レーシングで走る。我々は彼に勝てる車を与えなければならない。そうすれば、こうした噂はすべて止むだろう」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / メルセデスF1 / マックス・フェルスタッペン