レッドブルF1 ペレス解雇の場合の後任はやはり角田裕毅ではなくリカルド?
レッドブル・レーシングが不調のセルジオ・ペレスを交代させる必要が生じた場合、ダニエル・リカルドが「プランB」であると報じられている。

リカルドがレッドブルに復帰するという夢は、F1から一時離脱した後復帰した際に彼自身が認めたように、チームのペレスに対する忍耐にかかっている。

レッドブルは、自社のドライバーラインナップと姉妹チームRBのドライバーラインナップがシーズン後半も変更されないことを確認した。

この説明により、不調によりシーズン途中で解雇されるのではないかという噂まで流れていたペレスに対する相当のプレッシャーがいくらか和らいだ。

ペレスが、雇用主から与えられる追加の時間とサポートの後も、彼らが要求するポイントを獲得できない場合、RBのリカルドかリザーブドライバーのリアム・ローソンが彼の代わりとなる選択肢となる。

「リカルドが選ばれる可能性が高い」とF1.comのローレンス・バレットは書いている。

ダニエル・リカルドは2022年末にマクラーレンから放出されたが、レッドブルでの印象的なテストにより、2023年にアルファタウリでシーズン途中に復帰することになった。

ペレスは今年、マックス・フェルスタッペンとともにレッドブルにフルタイムで復帰することを期待してエントリーしたが、代わりに新たな契約で報われた。

契約が締結されて以来、ペレスのパフォーマンスは低迷している。今週末のザントフォールトでのF1夏休み明けでもペレスは残留するが、レッドブルはリアム・ローソンを失うことになる。

ダニエル・リカルド F1 リアム・ローソン

レッドブル、リアム・ローソンを失う期限は?
才能あるローソンは、昨年アルファタウリでリカルドの負傷による代役を務め、F1で初めて注目を集めた。

彼の最初のF1グランプリへの出場は、彼が今年のレースシートを維持すべきだという提案につながったが、レッドブルはそれを却下した。

しかし、レッドブルはローソンにフルタイムのレースシートを与える期限を設けており、期限を守れなければ、彼を永久に失うリスクを負うことになる。この期限はおそらく守れないだろう。

「レッドブルは9月までにローソンに2025年シーズンのチームでのシートを与えなければならないと考えられており、さもなければ彼は他のチームに移籍することになる」とバレットは書いている。

「レッドブルは彼を失いたくない」

リアム・ローソンを引き留めたいという彼らの願望は、セルジオ・ペレスにさらなるプレッシャーをかけることになる。

もし彼の不調が持続できず、リカルドに代わることになった場合、ローソンはRBに飛び込む準備ができている。

しかし、ローソンは将来が不透明なリカルドの背後に迫っている。

リカルドは2025年の契約をまだ結んでいないが、一方でチームメイトの角田裕毅は契約を結んでいる。

リカルドは夏休み前に、レッドブルが彼を解雇することを選択した場合、これが最後のグランプリになるかもしれないと公然と語っていた。

彼が新たな契約を獲得するのに十分な成果を上げない限り、その脅威は残る。

「もし彼の調子が落ちれば、ローソンが来シーズンの彼の代わりの候補になるだろう」とバレットは書いた。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / セルジオ・ペレス / ダニエル・リカルド / 角田裕毅