レッドブルF1 ニューウェイの置き土産『RB17』をグッドウッドで世界初公開
レッドブル・アドバンスト・テクノロジーズとオラクル・レッドブル・レーシングは、7月11日から14日まで開催される2024年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(マスターカード主催)に出展することを発表した。

グループ最高技術責任者のエイドリアン・ニューウェイと彼のチームによって設計されたRB17の世界デビューは、レッドブル・アドバンスト・テクノロジーズをハイパーカー革命の最前線に位置づけるものであり、F1レベルのパフォーマンスと贅沢さを併せ持つハイパーカーを披露するものである。

F1におけるレッドブル・カルチャーの20周年を記念して、オラクル・レッドブル・レーシングは、壮大なグッドウッド・ハウスを背景に、F1での象徴的で威厳のある在任期間中に活躍したレーシングカーのラインアップと、豪華なドライバー陣を迎えて、これまでで最大規模の祝典を開催する。

ドライバーには、F1グランプリで13回優勝しているデビッド・クルサード、チームのチーム代表兼CEOであるクリスチャン・ホーナー、レッドブルで最も長くエキシビションドライバーを務めているパトリック・フリーザッハーなどが名を連ね、今後も続々と発表される予定だ。

グッドウッドのカテドラル・パドックで開催されるこの2つのエキシビションでは、レッドブルの輝かしい過去と未来のビジョンが紹介される。

RB17は7月12日(金)にカテドラル・パドックで公開され、フェスティバルの週末中展示される。設計、開発、製造のすべてを自社で行うRB17は、2シーターのカーボンファイバー製モノコックシャシーにセミストレスミッドマウントのV10エンジンとカーボンファイバー製ギアボックスを搭載し、後輪を駆動する。

F1史上最も成功を収めたデザイナー、エイドリアン・ニューウェイによって考案されたハイパーカーは、その名前とともに、オラクル・レッドブル・レーシングが過去20年にわたってキャンペーンを展開し、勝利を収めてきたマシンを象徴している。洗練されたデザインと時速350kmを超える息をのむような最高速度を兼ね備えたRB17は、50台のみが生産される。フェスティバル・オブ・スピードで世界初公開されるRB17は、厳格なプロトタイプ・テスト・プログラムの成果である。

カテドラル・パドックでは、レッドブルの歴史のほぼ全年代のレーシングカーが展示されるという前代未聞の素晴らしいラインアップをはじめ、レッドブルのさまざまなアクティビティが繰り広げられる。数台のレーシングカーは、グッドウッドを象徴するヒルクライムに挑戦し、豪華なドライバーたちが登場するこのフェスティバルのために、ショーアップされた瞬間を演出する。

このユニークなイベントは、ファンを対象にした今シーズンの『Forever Rebl』キャンペーンの次のタッチポイントとなるもので、2005年のオーストラリアGPでF1デビューを果たして以来、モータースポーツの限界に挑戦し続けてきたレッドブル・チームの発展において、レッドブル・カルチャーが果たしてきた役割を浮き彫りにしながら、チームとその20年の歴史をより身近に感じてもらうことを目的としている。

オラクル・レッドブル・レーシングとレッドブル・アドバンスド・テクノロジーズのCEOであるクリスチャン・ホーナーは「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードほど素晴らしい舞台はない」とコメント。

「RB17は、希少性とエンジニアリングの卓越性を醸し出している。究極のパフォーマンスカーを作るために、レースについて我々が知っているすべてを注ぎ込んだ。また、この象徴的なフェスティバルにこのような素晴らしいクルマとドライバーを招待できることにも興奮しており、このような情熱的なモータースポーツ・ファンの前で20回目のシーズンを祝えることを楽しみにしている」

フェスティバル・オブ・スピードの創設者であるリッチモンド公爵は「オラクル・レッドブル・レーシングがこの夏、20周年を記念してフェスティバル・オブ・スピードに参加してくれることをうれしく思う」とコメント。

「F1チームにとってこのような重要な年に、待望のRB17を世界初公開する場としてフェスティバル・オブ・スピードを選んでくれたことを光栄に思う」

「今年は、チームがチャンピオンシップを勝ち抜いた多数のマシンとドライバーをこのイベントに連れてきてくれることを、ファンは大いに楽しみにしていることだろう」

レッドブル・レーシング RB17 エイドリアン・ニューウェイ

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング