レッドブルF1 ホーナー告発の内容はセクハラ?1億円超の和解金は拒否?
レッドブル・レーシングのチームであるクリスチャン・ホーナーに対する独立調査は、大規模なものとなりそうだ。

De Telegraafによると、2023年12月、女性従業員は、クリスチャン・ホーナーのセクハラをオーストリアにレッドブル本社に告発。この従業員は、ホーナー事件を調査している外部の弁護士に、それを示すテキストメッセージを渡したという。

De Telegraafは、閲覧したレッドブルの女性従業員とホーナーとの間のテキストメッセージから、ホーナーがこの従業員に定期的に、しかもかなりの期間にわたって性的なメッセージを送っていたことが浮かび上がってきたと報じた。

また、ホーナーがこの問題を隠蔽するためにあらゆる手を尽くしている。この件が報道で明るみになる週末、つまり2月2日に不適切な行為に関する調査を突きつけられ、返答を求められた後、彼の弁護士は24時間以内に女性従業員を支援する弁護士に書簡を送った。

その中でホーナー陣営は、65万ポンド(約1億2300万円)の和解金を提示したという。

クリスチャン・ホーナーの不適切な行為を告発した女性従業員は、現在病気休暇中だが、すでに英国で法的措置を申請しているという。

昨年末、クリスチャン・ホーナーには、面目を失わずにこの問題から手を引く機会を与えられたと言われている。

そのためのプランはすでに用意されていた。ホーナーは自らの意志でチームのボスを辞任することになり、その正式な理由は健康上の問題だったかもしれない。

しかし、ホーナーはこの申し出に応じなかった。

ホーナーはチーム代表の業務を継続しており、2月15日(木)にミルトン・キーンズの本部で行われた2024年F1マシン『RB20』の発表会に参加している。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング