ヘルムート・マルコ レッドブルF1での将来は「まだ何も決まっていない」
ヘルムート・マルコは、レッドブルF1チームでの将来が現時点では不透明であることを認めた。

80歳のオーストリア人であるマルコとレッドブル・レーシングのチームボスであるクリスチャン・ホーナーとの間で権力闘争が起きているという噂は、以前からささやかれていた。

Osterreich紙の取材に応じたマルコは、今後もアドバイザリーやコンサルタント的な役割を続けるつもりかどうかを尋ねられるると「今週、話し合いが行われるだろう」と答えた。

大きな噂のひとつは、ホーナーがマルコを追い出し、レッドブルの両チーム(2024年のエントリーリストに「RB」という新しいシャシー名で掲載されたアルファタウリを含む)の総指揮官になることを望んでいるというものだ。

ホーナーの噂について質問されたマルコは「私が次に何をするかということも含めて、決断はまだできていない」と答えた。「現在の契約は2024年末までだ」

レッドブルにおけるマルコの地位は、ちょうど1年ほど前にディートリッヒ・マテシッツが亡くなって以来、明らかに変化した。

「今はマーク・マテシッツ、タイ人、オリバー・ミンツラフなど、人の輪が広がっている」とマルコは語った。「ディートリッヒと物事を決定する方法はユニークだった」」

マルコに有利なのは、マックス・フェルスタッペンが恩師を追い出すことは許さないと明言していることだ。

「これは複雑なトピックだ」とマルコは答えた。「もちろん、私にはレッドブルとマックスに対する義務もある。とはいえ、全体的なパッケージがフィットしていなければならない」

「まだ何も決まっていない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング