レッドブルF1代表 「出来る限り2023年の成功の波に乗り続けたい」
レッドブルは日本GPで6レースを残して6度目のコンストラクターズタイトルを獲得。ミルトン・キーンズに本拠地を置くレッドブル・レーシングは、今年も着実に記録を塗り替えている。
チーム代表のホーナーは、シンガポールでの連勝記録更新は避けられなかったと認めている。
無敵のシーズンというニンジンはもはやチームの前にぶら下がっていないが、ホーナーは現在の成功を再現するのは難しいため、「限界への挑戦」を続けなければならないと語る。
「このようなシーズンを繰り返すことは、チームにとって黄金の瞬間だと思う」とホーナーは語った。
「今以上の成績を残すことは不可能だと思う。だから、僕たちは波に乗っていると思うし、もちろん、できる限りその波に乗りたいと思っている」
「だが、F1は動きの速いビジネスだ。チームがいかに早く上に上がったり、下に下がったりするか、そして、シンガポールは、自己満足は許されないということ、限界に挑戦し続けなければならないということが証明された」
ホーナーはまた、弱点をほとんど見せず、シリーズを支配するマックス・フェルスタッペンの手にかかるとすべての速度域でトップに立つRB19を生み出したクルーたちにも賛辞を送った。
「昨年は我々にとって非常に好調な年だった」とホーナーは付け加えた。
「しかし、その勢いを維持し続け、あのような困難に直面しながらも転がり続けることができたのは、ドライバーたち、特にマックスがそれをうまく生かすことができたことと同様に、これほど競争力のあるマシンを作るためにたゆまぬ努力を続けてきたチーム全員のおかげだ」
ホーナーは、2番手チームのステータスが常に入れ替わるように見えるため、ライバルチームが一貫性を欠いていることがレッドブルの成績に役立っていると認めている。
その代わりに、レッドブルはF1の空力テスト制限による成功のハンディキャップや、2021年の予算上限を超えたことによるペナルティにもかかわらず、一貫したファクターを維持し、チームの開発効率の向上を促した。
「我々の後ろはずっと動いている。ある週はマクラーレン、次の週はフェラーリ、その次の週はメルセデスだ」とホーナーは語る。
「我々はフィールドの先頭で90％安定してきたが、クルマに関して行った開発量はかなり限られていた」
「レギュレーションは安定しているので、クルマには同じギアボックスが搭載されており、シャシーも昨年とほぼ同じなので、かなりの部分が引き継がれる」
「チームはマシンを効率的に開発し、重量を軽減し、これまでのさまざまなサーキットでこの種のパフォーマンスを維持するという素晴らしい仕事をしてくれた」
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