レッドブルF1代表 「フェルスタッペンの最後のラップは稲妻のようだった」
レッドブル・レーシングのF1チーム代表であるクリスチャン・ホーナーが、2023年F1第14戦オランダGPの予選を振り返った。

F1オランダGPでは、地元のマックス・フェルスタッペンが、2番手のランド・ノリスにに0.537秒差をつける圧巻の走りでポールポジションを獲得。今季9回目、通算29回目のポールポジションを獲得した。ザントフォールトでは、同サーキットでF1オランダGPが復活してから3年連続で母国のファンにポールをプレゼントした。

チームメイトのセルジオ・ペレスは、フェルスタッペンから1.313秒の7番手という結果に終わった。

「今日はコンディションが刻々と変化する中で、常にターゲットが動いていたし、我々から逃げていく思った瞬間もあった」とクリスチャン・ホーナーは語った。

「マックスがQ1で最初のラップを直進したときが一番動揺した。次の周はブロックされてしまい、我々は天候を気にしながら逃さないことを願っていた。とにかく1周でもタイムを出す必要があった。ありがたいことに次の周で彼はなんとかそれを達成したが、最初はタイヤの温度を高めるのに苦労していた」

「このような厳しいコンディションでは、いつ走るべきか、どのタイヤを使うべきかなど、多くの議論が交わされる。さらにマックスのホームレースというプレッシャーも加わり、観客の期待や騒音、誇大広告を感じないわけにはいかないが、マックスがそれを見事にこなしてみせた。今回もチーム全体が、コンディションを読み、マシンを準備し、大事なときにラップを正しく刻むという素晴らしい仕事をしてくれたし、 最後のラップはマックスらしい、まさに稲妻のようだった」

「チェコはトラックが進化しているのを感じていたので、1周目を中断して2周目にプッシュしたが、今日のような難しいコンディションではマックスほど自信は持っていなかったし、多くのドライバーがミスをするのを目にした。トップ10は混戦模様だが、チェコは7番手からいいレースをできることは分かっているし、明日は興味深いレースになるだろう」

F1 レッドブル・レーシング オランダGP

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1オランダGP