レッドブルF1代表 「マーシャルのマクラーレン移籍にエンジン供給義務はない」
レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ロブ・マーシャルがマクラーレンに移籍する契約にはエンジンを供給する義務はないと主張した。

ロブ・マーシャルはレッドブルを離れ、来年1月からマクラーレンでエンジニアリング・デザイン部門のテクニカルディレクターとして生活を始めることになり、レッドブルは温かい退職メッセージでエンジニアとしての彼の資質を強調した。

マクラーレンは、レッドブルの姉妹チームであるアルファタウリ、ハース、ウィリアムズとともに、2026年にカスタマーエンジンの供給を受けることが決まっている4チームのうちの1つである。

レッドブルはアルファタウリに自社製パワーユニットを供給し、フォードと提携してOEMとしての道を歩み始めた。そして、ロブ・マーシャルがマクラーレンに移籍したことで、エンジン契約は交渉の材料になったのではないかとの話が飛び交った。

「ノー、ロブはエンジンとともに行くわけではない」とクリスチャン・ホーナーはメディアに語った。

クリスチャン・ホーナーはチャンピオンシップをリードするチームの計画を概説し、次のように付け加えた。

「もちろん、いくつかのチームがパワーユニットについて我々にアプローチしてきた」

「現時点での我々の計画は、初年度に無理をしたくないので、2チームに供給することだ。そして、もちろん、それらのチームはレッドブルが所有する2つのチームになる可能性が高い」

マクラーレンはすでに、レッドブル・フォードからのエンジン供給を引き受ける可能性があるという報道を否定しており、チーム代表のアンドレア・ステラは次のように説明している。

「2026年のパワーユニットに関して市場で何が利用可能かを探るデューデリジェンスの一環として、数カ月前にレッドブルと話をした」

「しかし、現時点ではHPP(メルセデス・ハイパフォーマンス・パワートレイン)との交渉がかなり進んでおり、レッドブルとの会話は行われていない」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / マクラーレンF1チーム