レッドブルF1代表 「エイドリアン・ニューウェイは今後何年もチームにいる」
エイドリアン・ニューウェイはF1界のトップクラスの頭脳として広く知られており、マックス・フェルスタッペンの連続ワールドチャンピオン獲得を可能にしたレッドブルのマシンの設計において重要な役割を果たし、現在のRB19は2023年のキャンペーンで圧倒的なスタートを切った。
3月にはエイドリアン・ニューウェイの契約が更新されるとの報道があったが、ホーナーは64歳のニューウェイがチームを去る可能性があるとの見方を否定した。
「彼の心はまだF1にあり、チームへのコミットメントはチームにある」とホーナーはSky Sports Newsに語った。
「契約や寿命の話はしないが、彼は今後何年もここにいることになる。このパドックでは常に噂が絶えない、それがF1だ」
ウィリアムズとマクラーレンでチャンピオンマシンの設計に携わり、2005年にレッドブルに入社したニューウェイは、F1界で50年にわたる素晴らしいキャリアを積んでいる。
F1での活躍に加え、ニューウェイはレッドブルの他のプロジェクト、特にアメリカズカップのヨット競技に携わる機会も得ている。
「彼は我々のチームの重要な一員であり、人気のある一員だ」とホーナーは付け加えた。
「彼が長期的に我々と一緒にいることは素晴らしいことだが、我々が今関わっているいくつかのことに関わることもできる」
ホーナーはまた、フェルスタッペンのF1における将来についても言及した。
25歳のオランダ人ドライバーは以前、2028年シーズン終了後に満了するレッドブルとの契約期間を超えてレースに出場する可能性は低いと示唆していたが、最近ではF1のフォーマット変更により、さらに早く引退する可能性があると示唆している。
ホーナーは、フェルスタッペンが2度のワールドチャンピオンに輝いたフェルナンド・アロンソ（41歳／アストンマーティン）のようになるとは思えないとしながらも、スタードライバーをすぐに失うとは思っていない。
「マックスは自分自身の男であり、自分の意見や人生でやりたいことの見通しをとても強く持っている」とホーナーはコメント。
「そして、彼がフェルナンド・アロンソのように41歳や42歳になってもレースをしているとは思えない。F1ではないかもしれないが、彼の愛と情熱はレースである」
「彼の情熱はただ運転すること、そしてレースすることであり、それが彼の中で燃えている限り、彼は走り続けるだろう」
「しかし、その情熱がいつまで続くかは、人それぞれであり、自分自身で見つけなければならない」
フェルスタッペンは、シーズン序盤の3レースで2勝を挙げ、3年連続のドライバーズタイトル獲得に向けて力強いスタートを切ったものの、現在の24レースのカレンダーは「多すぎる」と公言している。
ホーナーは「23レースは残酷なカレンダーだし、厳しいよ」と語る。
「ドライバーにとっても、週の初めに移動し、イベントの後の月曜日に戻ってくるメカニックにとっても大変なことだ」
カテゴリー： F1 / レッドブル・レーシング
