レッドブル Fダクト
レッドブルは、ヨーロッパラウンドの開幕戦となるスペインGPでRB6にFダクトを装着することを目指している。

マクラーレンが導入したFダクトは、その後ザウバー、フェラーリ、ウィリアムズ、メルセデスGPがテストを続けている。

中国GPは、さらにレッドブル、ルノー、フォース・インディアがFダクトを装着する準備を続けているとされている。

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、火山噴火による航空網の混乱の中で「ヨーロッパに戻ることができれば」FダクトをバルセロナでRB6に備える可能性があると語っていた。

またメルセデスGPは、スペインでさらに進化したFダクトを使うことが予想され、中国GPで搭載されたシステムは“Fダクト・ライト”と呼ぶべきものだったのかもしれないと言われている。

メルセデスGPが上海で使用したシステムは、エンジンカバーに気流を通すものではなく、マシン下部を通して空力的にリアウイングのスロットへ流すものだった。

メルセデスGP代表のロス・ブラウンは、中国ではドライバーによって調整可能なコックピットインレットはなく、そのようなシステムはトルコGPまでにシステムを採用できるかもしれないとコメント。中国GPバージョンは1周あたり0.1秒の効果があり、新しいシステムはさらにコンマ数秒の価値があるだろうと述べた。

フェラーリのフェルナンド・アロンソも、この後のグランプリで完全版の準備が整うだろうと示唆している。


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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング