ミカ・ハッキネン 「レッドブルF1にもう技術的な故障の余裕はない」
2回のF1ワールドチャンピオンであるミカ・ハッキネンは、レッドブル・レーシングの“絶え間ない”技術的な故障に苦しんでいることは許されず、タイトル候補であるマックス・フェルスタッペンのリタイア後に表明したフラストレーションは正当なものだと語る。

マックス・フェルスタッペンは、3れーすで2回リタイアを喫したが、どちらもフェルスタッペンの過失ではなかった。両方のレースで2番手を走行していたフェルスタッペンは、バーレーンでは燃料ポンプの障害、オーストラリアは燃料漏れの疑いがあるが、まだ正確な原因は明らかにされていない。

現役F1ワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンは、ドライバーズランキングで6位に沈んでおり、F1オーストラリアGPで2勝目を挙げたシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)に46ポイントのビハインドを背負っている。

ミカ・ハッキネンは、マックス・フェルスタッペンの窮状に同情しているが、同時にシャルル・ルクレールのパフォーマンスに強く感銘を受けていると語る。。

「このレースからの収穫はたくさんある」とミカ・ハッキネンはUnibetのカラムに書いた。

「シャルル・ルクレールは完全にコントロールし、その後、車は本当に強いと感じ、タイヤを上手く使うことができ、彼に本当に一貫したパフォーマンスを与えてくれたと語った」

「最初から最後まで速く、すべての入力に応答する車は、トップドライバーが望んでいるものだ」

「重要なのは、シャルルがこれらの最初の3つのグランプリから2勝と2位を獲得したのに対し、マックス・フェルスタッペンは1勝と2回のリタイアだったことだ」

「このレベルでは、常に技術的な故障をする余裕はない。マックスは満足していない」」

確かに、不機嫌なマックス・フェルスタッペンはアルバート・パークでのリタイアを「容認できない」と公言し、後にレッドブルの信頼性の欠如とチャンピオンシップでの彼のビアインドを考えると、2022年のタイトル獲得を「信じられるわけがない」と付け加えた。

レッドブルF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーはドライバーの失望を共有したが、競争力のあるパッケージを持っているという事実に優先的に集中したいと述べている。

「信頼性が高く、遅い車を速くするよりも、速い車を修理するだけだ」とクリスチャン・ホーナーはSky Sports F1に語った。

「しかし、我々はそれを乗り越える必要がある。DNFを受け入れることはできない。問題が何であるかを理解する必要があり、それに対処する必要がある」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング