レッドブルF1代表 「マクラーレンは脅威になりつつある」
2021年のチャンピオンシップの前半戦は、マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンは優勝を争い、ランド・ノリスはその後ろに潜んでいるという展開だった。
ランド・ノリスは、最初の9レースで3つの表彰台を獲得し、そのうち2レースではルイス・ハミルトンを上回っていた。
次の6レースでは、マクラーレンが2つの表彰台を獲得。F1イタリアGPではダニエル・リカルドが優勝、ランド・ノリス2位でフィニッシュし、今シーズンに1-2フィニッシュを達成した唯一のチームとなっている。
そのレースでは、マックス・フェルスタッペンもルイス・ハミルトンもレースをフィニッシュできなかったが、レース中盤のクラッシュするまで二人ともマクラーレンに妨害され、追い抜くのに苦労していた。
F1ロシアGPでもランド・ノリスがハミルトンの前を走り、ダニエル・リカルドがマックス・フェルスタッペンの前にとどまっているという似たようなストーリーが展開された。レース終盤の雨によって、その状況は変わり、ハミルトンが優勝、フェルスタッペンが2位、リカルドが4位、ノリスが7位という結果となった。
クリスチャン・ホーナーは、1勝と1回のニアミスをしているマクラーレンが、残りのシーズンでポイントを奪い続ける可能性があると考えている。
「今年は彼らは明らかに大きな進歩を遂げたと思う。彼らがうまく機能しているように見える特定のサーキットもあれば、彼らにとってより挑戦的なサーキットもあるがね」とクリスチャン・ホーナーは語った。
「ランド・ノリスは（ロシアで）レース勝利に値したが、今からシーズン終了までの間に彼らがうまくいくであろういくつかのサーキットがあると確信している」
しかし、ランド・ノリスはそのようには見ておらず、F1ロシアGPで失った勝利は、今シーズンの彼の唯一のチャンスだったかもしれないことが証明されるかもしれないと考えている。
レッドブルとメルセデスに対するマクラーレンの競争力についてランド・ノリスは「僕たちは彼らの何マイルも遅れている」と Motorsport-Total.com にコメント。
「僕たちは、F1で最高の結果を出し、レースに勝つことができたかもしれないけど、難しいかった。結局、僕は7位でフィニッシュした」
「それは特に厳しかった。何かを失ったように感じているし、僕の心を壊している。僕が愚かなことをしたからではない」
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