レッドブルF1首脳、角田裕毅の2022年のアルファタウリ残留を示唆
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーとしてドライバーマネジメントを仕切るヘルムート・マルコ、2022年も角田裕毅をアルファタウリで続投させる可能性が高いことを示唆した。

今季、レッドブル・レーシングはマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレス、スクデリア・アルファタウリは、ピエール・ガスリーとルーキーの角田裕毅がドライバーを務めている。

マックス・フェルスタッペンは2023年まで契約を結んでおり、1年契約で加入したセルジオ・ペレスは来季も続投する可能性が高い。ピエール・ガスリーはアルファタウリで優れたパフォーマンスを発揮しているが、来季のレッドブル・レーシングへの昇格は除外されている。

一方、角田裕毅は、F1初年度であることを念頭に置いても、ピエール・ガスリーとのパフォーマンス差は大きく、不必要なクラッシュが多いことから、シートを維持するのが難しいとの見方もあるのは事実だ。

だが、ヘルムート・マルコは、2022年も両チームともに現行ラインナップを継続することを示唆している。

「夏休み後に発表することになる」とヘルムート・マルコは Speed Week に語った。

「ガスリーは、間違いなく彼にとって最強のシーズンを送っている。だが、彼はアルファタウリのチームリーダーとして非常に重要だ。チームはミッドフィールドでトップに立てるチームになっている」

「ガスリーとは2023年までのオプション契約があり、それを行使することになるだろう。それ以外の噂はナンセンスだ」

「角田裕毅は若く、日本人のメンタリティを強く持っているが、全く必要のない時にミスをしてしまう」

「彼は、頭はヘルメットを被るためだけにあるのではなく、考えるためにもあることを理解する必要がある]

「だが、問題はないだろう。彼にはまだ時間がある」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / スクーデリア・アルファタウリ / 角田裕毅