レッドブルF1代表 「ハイブリッド時代初の5連勝に満足せずに突き進む」  / F1オーストリアGP 決勝
レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、マックス・フェルスタッペンがシーズン5勝目をマークしてチームにシーズン6勝目をプレゼントしたホームレース第2戦を振り返った。

2021年 第9戦 F1オーストリアGPがレッドブル・リンクで開催され、最初から最後まで圧倒的な速さを見せたマックス・フェルスタッペンが、ポール・トゥ・ウィンでのホームレース連勝とファステストラップを手にした。

一方、“チェコ” ことセルジオ・ペレスは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)との2回の接触で合計10秒のペナルティを受けてしまった影響で6位でフィニッシュ。残念な結果に終わったペレスだが、持ち前のタフネスを発揮し、5位カルロス・サインツ(フェラーリ)に0.7秒差まで迫ってみせた。

「マックスは今日もファンタスティックなレースをした」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「レッドブル・リンク連勝で3連戦を締めくくれたのはチームにとって非常に良かった。今日もマックスは文句なしのドライビングを見せてくれた。ひとつもミスを犯さなかった。ポールポジションとファステストラップを獲得し、すべてのラップをリードし、さらには3連戦で3連勝を飾ったドライバーになったのは圧巻で、ドライバーとしての彼の才能とチームが毎週末積み重ねている努力の証しだ」

「チェコはランドとのインシデントが不運だったが、後半のインシデントも含めて、すべてはハードレーシングの結果だと思っている。力強くカムバックしてくれたし、彼がどれだけハングリーに結果を求めているのかを確認できた。これでチームはハイブリッド時代初の5連勝を記録したが、満足することなく、この勢いをキープする必要がある」

「今シーズンのチャンピオンシップはまだ先が長いので、油断は一切できない。セッションごと、レースごとに自分たちがやっていることを続けていく必要がある。シルバーストンは、過去7シーズンに渡りメルセデスが得意としてきたのでビッグチャレンジになるが、大観衆が集まることが予想されており、私たちには素晴らしいファンがついている。応援するために現地を訪れてくれる全員にまた素晴らしいショーを披露したい」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1オーストリアGP