レッドブル・ホンダF1 「レースペースではメルセデスが優位に立っている」
レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、現状ではレースペースという点でメルセデスの方が優位に立っていると認める。

今季のレッドブル・ホンダF1は、特にマックス・フェルスタッペンが操ればシングルラップで非常に強いが、ポルトガルとスペインでのレースペースは、勝利をかけてメルセデスに本格的に挑戦するには十分ではなかった。

F1スペインGPでメルセデスとルイス・ハミルトンに積極的な2ストップ戦略でやられたクリスチャン・ホーナーは、レース中のタイヤデグラデーションと全体的なラップタイムという点でライバルの方が優位に立っていると認める。

「バーレーン以降、メルセデスを見てきたが、彼らのレースペースはここまでの各区ランプリで我々よりも優れていると思う」とクリスチャン・ホーナーは語った。

「彼らのデグラデーションは我々よりも良かったと思う。これらの最後の2つのサーキットが彼らの強みを発揮することを我々は知っていたし、彼らはそれをやった。しかし、我々はこれまでよりもはるかに接近しており、さらにレースペースを見つけることができれば、2台のマシンの間はまだ非常にタイトだと思っている」

「3日間のテストが行われたが、そのテストでは彼らは真のポテンシャルを示していなかった。バーレーン以降、特にレースペースで彼らが適切なレベルにあることが分かった」

レッドブル・レーシングは、伝統的にシーズンをうまくスタートできず、代わりに強力な開発ルートのおかげでシーズンが進むにつれて競争力が高まる傾向にあった。だが、2021年の場合、チームは現在のマシンを放棄し、来シーズンの広範な規制変更を支持するため、これは異なる可能性がある。

クリスチャン・ホーナーは、スマートな開発が今シーズンのメルセデスを打ち負かす鍵になるだろうと述べ、チームの通常の力強い上向きのパフォーマンスが今年も続くことを期待している。

「もちろん、効率的な開発が重要であり、来年の新車の設計という制約の中で開発することになる」とクリスチャン・ホーナーは説明した。

「それは独自の挑戦を提起している。23戦カレンダーはマラソンシーズンだ。一般的に我々はシーズン後半に強いのでそこにいることを確認する必要がある」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1