レッドブル・ホンダF1、オラクルの人工知能と機械学習でメルセデスに対抗
レッドブル・ホンダF1は、オラクルの人工知能と機械学習を駆使してメルセデスF1に対抗していく。

メルセデスF1は拡張現実をレース中の戦略に活用しているが、今月、レッドブル・ホンダF1は、世界有数のクラウドインフラストラクチャ企業のオラクルと戦略的パートナーシップを締結。

オラクルのクラウドプラットフォームによってレッドブル・ホンダF1は、人工知能と機械学習を活用してサーキット内外のチームのパフォーマンスが最適化していく。

これら2つのテクノロジーは、主にデータ交換に使用される。「これらの技術分野は、特に走行時間がますます少なくなっているなかで、我々が生成するデータの量とともに、将来の意思決定において重要な役割を果たすだろう」とレッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは語る。

しかし、クリスチャン・ホーナーは、どの分野でその技術を生かしているのかは明らかにしない。

「すべての競合他社に我々がしていることを正確に伝えるつもりはない。だが、データとそれを処理する方法は我々の生命線だ」とクリスチャン・ホーナーは語る。

「我々はそこから多くのことを生成している。実際、それはレースの分類方法から、マシンの開発方法、さらにはドライバーの選定や分析まですべてのことに影響を与えている。非常に重要な役割を果たしている」

レース中の戦略開発には何百もの計算が含まれますが、人工知能はマシンのチューニングにおいても役割を果たすことができる。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1