レッドブルF1代表 「アルボンのF1キャリアはまだ終わっていない」
レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、リザーブドライバーに降格となったアレクサンダー・アルボンはまだチーム内で重要な役割を担っており、将来的にF1グリッドに戻ると確信している。

2020年に期待された成績を残せなかったアレクサンダー・アルボンは、セルジオ・ペレスの加入によってレッドブル・レーシングのF1シートを喪失した。

しかし、チームはアレクサンダー・アルボンをジュニアドライバーから切り捨てることはせず、リザーブドライバーとしての役割を与え、レース勘を維持するためにDTM(ドイツツーリングカー選手権)に出場する機会を与えている。

クリスチャン・ホーナーもアレクサンダー・アルボンへの信頼を口にしている。

「アレックスはまだこのチームの重要な一因だ。それが我々が彼をそこに留めている理由だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「我々は彼の可能性と才能を今でも非常に信じている。彼は今年のレッドブルで新しいRB16Bの開発において非常に重要な役割を果たしており、タイヤテストを実施する。同時に、DTMでレースをすることでレース勘を保つ」

アレクサンダー・アルボンは、チーム内でも人気があり、彼を外すのは非常に難しい選択だったとクリスチャン・ホーナーは語る。

「このビジネスでは物事が急速に進んでいる」とクリスチャン・ホーナーは続ける。

「我々は2つのチームを持っているという幸運な立場にある。そして、もちろん、アレックスはまだ若く、彼にはまだ十分な時間がある」

「ペレスをチームに迎え入れるのは難しい決断だった。それはアレックスについて十分に語ってる。彼はチームでとても人気のある」

クリスチャン・ホーナーは、アレクサンダー・アルボンがF1で自分自身を証明する別のチャンスがあると信じている。

「彼はまだ進歩を遂げており、十分な可能性がある。したがって、彼のF1キャリアはまだ終わっていないと確信している」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / アレクサンダー・アルボン