レッドブルF1首脳 「メルセデスは最終戦で意図的にペースを落としていた」
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2020年のF1世界選手権の最終戦アブダビGPでメルセデスF1は意図的にペースを落としていたと考えている。

F1アブダビGPでは、レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが、全ラップをリードするポール・トゥ・ウィンで“完勝”を果たしたが、実際にはメルセデスはフルパワーで臨んでいなかったと考えられている。

f1-insider.com は、F1アブダビGPでメルセデスF1が遅かった理由として3つの要因を挙げた。

1つはF1エンジンのパワーを下げていたことだ。カスタマーチームのパワーユニットに問題が生じたことで、信頼性への対策としてメルセデスは予選とレースで約50馬力を下げていたという。また、2021年PUに合わせた傾斜したラジエーターをすでに実装していたこともそれに関係したとも言われている。

2つ目として、メルセデスはF1アブダビGPですでに2021年に合わせて調整されたフロアを含めた空力パーツを搭載していた。フロントサスペンションは2021年タイヤに合わせて剛性を下げており、ロングランをすべて2021年タイヤで実施していた。したがって、2020年マシンで最適な調整ができなかったが、その見返りに新車の貴重なデータを収取することができた。

3つ目に、ルイス・ハミルトンは、新型コロナウイルスから復帰したばかりであり、体調が万全ではなかった。後にハミルトンは2週間で体重が4kg落ちていたことを明らかにしている。

F1-Insider.comの情報筋は「これらすべてにより、メルセデスは1周あたり通常より少なくとも0.5秒遅かった」と疑っている。

「彼らは最初のテストで再び反撃するために我々を安心させたかった。シーズンがスタートしたときに全てのライバルたちにショックを与えるためにね。実際のところ、彼らは毎年そうしている」

レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコも、メルセデスF1が最終戦では意図的にパフォーマンスを落としていたのは間違いないと考えている。

「メルセデスがペースを落としていたのは分かっている」とヘルムート・マルコは語った。

「したがって、我々はペースを緩めることなく開発を続けていく。我々は彼らに追い付く必要がある」

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カテゴリー: F1 / レッドブル / ホンダF1 / メルセデス