レッドブルF1首脳 「モンツァは予選モード禁止の効果を測るには適さない」
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、“予選モード”の禁止にとってメルセデスの支配力が強くなるとは予想していなかったと認めつつも、モンツァはその効果を実証するには代表的なサーキットではないと主張する。

F1イタリアGPの予選からF1チームは予選と決勝で同じICEモードを使用することが義務付けられ、“予選モード”は禁止されることとなった。

F1イタリアGPの準備期間中、レッドブルF1は、予選モードの禁止によってメルセデスと戦うチャンスが与えられると声高に語っていた。

「メルセデスの予選モードは非常に極端だったため、競争が歪められた。我々にとってはそれが禁止されることが非常に重要だったし、我々はそのために必要なプレッシャーをかけた」とヘルムート・マルコは motorsport-magazin.com に語った。

「それは我々が支配していたときに何度も経験してきた介入だ。ウイングの柔軟性はレースごとに変わった。ブロウンディフュザーについては話す必要さえないだろう。レースがバランスのとれたエキサイティングなものであることを保証することは当局の責任でもある。MotoGPはそれが完璧に機能している最良の例だ」

だが、蓋を開けてみるとメルセデス勢は後続に0.8秒の差をつけてフロントローを独占。一方、マックス・フェルスタッペンはトップ3から締め出されてカルロス・サインツ(マクラーレン)とセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)の後ろの5番手で予選を終えた。

「このような結果になるとは菅賀ていなかった」とヘルムート・マルコは Sky Sports Germany のインタビューで認めた。

「しかし、モンツァは、パーティーモードがないことを強調する代表的なサーキットではない。だが、Q1、Q2、Q3の最速タイムの差は小さいし、変更の影響はあったと思う」

「少なくとも明日はより多くのパワーで運転できるので、何が可能か見てみるつもりだ」

ヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンは3番グリッドを獲得できた可能性があると考えているが、良いラップを刻んでいなかったと語る。

「マックスのラップが完璧ではなかったのは助けにはならなかった」とヘルムート・マルコは語る。

「今日、ここで3番手のポジションは可能だったと思っている」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1イタリアGP