レッドブルF1 「メルセデスをコピーしたノーズが機能していない」

今年、タイトル獲得を目指してレッドブルとホンダF1が早期から開発を進めてきたRB16だが、メルセデスF1とのギャップは明らかだった。予選でもレースでも大きなペース差が見受けられた。
だが、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコによると、チームはまだRB16の問題を完全には把握できてない。
「あらゆる調査を行い、いずれにしろ、マシンの空力に問題があると言える。何かがマシンの気流に問題を引き起こしている。また、メルセデスからコピーしたノーズもそれほど我々が期待していたほどではない」とヘルムート・マルコは Auto Motor und Sport に語った。
「何が機能し、何が機能していないかを把握しているところだ」
ヘルムート・マルコは、RB16に新しいパーツを一度に投入するのではなく、小さなステップを重ねていくことが重要だと語る。
「できるだけ早く問題点を検出して対応していく必要がある。そのためには、すべてのパーツを一度にマシンに搭載するのではなく、小さなステップを果たして、どこに問題があるかを見極めなければならない」
ヘルムート・マルコは、レッドブル・ホンダF1として、2022年の新レギュレーションではなく、今年メルセデスに追いつくことに焦点が置かれていると語る。
「新しいルールは今のところ優先事項ではない。まずはシャシーの問題を解決する必要がある」とヘルムート・マルコは語る。
「まだ調査中であり、メルセデスに追いつくことを目指している」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1