レッドブル・ホンダF1 「新しい手順に慣れるのは非常に重要なこと」 / 新型コロナウイルス
レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、フィルミングデーは新型コロナウイルスのプロトコルに慣れるために非常に有意義なものだったと語る。

レッドブル・ホンダF1は6月25日(木)にフィルミングデーを利用してシルバーストンで2020年F1マシン『RB16』でのテストを実施。アレクサンダー・アルボンが上限となる100kmを走り込んだ。

テストはアレクサンダー・アルボンの肩慣らしとしての意味合いだけでなく、チームスタッフが可能な限りソーシャルディスタンスを守り、手袋やマスク、フェイスガードといった個人用保護具(PPE)を着用するなど、新型コロナウイルスにより無観客で開催されるレースにおける“新しい生活様式”での安全および衛生プロトコルに慣れる機会としても利用された。

クリスチャン・ホーナーは「今日、我々は調子を取り戻すためにシルバーストンに戻り、新型コロナウイルスの予防策として講じられたガレージプロトコルとピットストップ手順を練習した。今回のテストは試運転としてチームがこれらの手順に慣れることを可能にするために素晴らしいものだった。少し違和感があるが、非常に重要なことだ」とコメント。

「我々がオーストリアに到着するまでに、これらの手順は新たなノーマルとなっていくし、今日は全員がオーストリアに到着したときにどのようなことをすることになるかを知ることができた。チームとF1の周りのすべての人々の安全のために重要なことだ」

「また、今日初めてマシンに #WeRaceAsOne というメッセージを掲載した。F1が先導する重要なイニシアチブにすべてのチームが関与し、支持しているのは本当にポジティブなことであり、アストンマーティン・レッドブル・レーシングの全員が完全にそれを支持している」

また、クリスチャン・ホーナーは、来週チームとの初のフルシーズンをスタートするアレクサンダー・アルボンにとって今回のフィルミングデーは重要だったと語る。

「今日はアレックスにとっても再び自分をセットアップするために非常に有益だった。彼はまだF1用語で言えば比較的経験が浅いので、かなり広範囲な1日を過ごし、ショーカータイヤではあるが100kmを走行できたことは、オーストリアにむけて利益なものとなるだろう」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1