F1
レッドブル・ホンダは、2020年F1マシン『RB16』でタイトルに挑戦できることを期待している。

レッドブル・ホンダは、開幕戦からスタートダッシュを決めるべく、準備のアプローチを変更して2月12日(水)にシルバーストン・サーキットで全チームに先駆けて2020年F1マシン『RB16』を実施。フィルミングデーの走行上限である100㎞をノートラブルで走り終えた。

ホンダF1との2年目となる2020年のF1世界選手権では、マックス・フェルスタッペンの史上最年少F1ワールドチャンピオン記録がかかったシーズンでもあり、レッドブルは2013年以来となるタイトル獲得に燃えている。

RB16のシェイクダウンを終え、レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2020年の見通しは“エキサイティング”だと最新のビデオインタビューで語った。

「初めてRB16がコースで見るのはファンタスティックなことだ。シルバーストンは気温が低かったが、新しいシーズンのスタートだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「新しいシーズンが始まり、マシンが初めてコースに出るのはいつもエキサイティングなことだ。もちろん、今日はフィルミングデーだが、バルセロナでの最初のテストに到着する前にドライバーがマシンに適切にフィットすることを確認し、小刻みにアイロンをかけるためにマシンを細かく見ていく時間は限られている」

「2020年シーズンで最もエキサイティングなことは、グリッドが盆等に拮抗に近づいているように感じられることだ。ますます近づいているはずだ」

「だから22戦の見通しは本当にエキサイティングだ。長く厳しいタフなシーズンになるだろうが、今年は本当に力強い挑戦ができることを願っている」

“移行の年”としたホンダF1との初年度は、3勝を挙げてコンストラクターズ選手権3位と結果だけを見ればルノーを搭載した前年とあまり大きな差はなかったが、クリスチャン・ホーナーは、ホンダF1との協力関係はより強いものになっていると語る。

昨年、ホンダのF1パワーユニットのパッケージングを“スイスの時計”のようだと称賛していたクリスチャン・ホーナーだが、2作目となるRB16におけるホンダのF1パワーユニット『RA620H』のパッケージングは“芸術の域に達している”と称賛する。

「我々はホンダと素晴らしいデビューシーズンを過ごし、パートナーシップはますます強くなった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「多くの作業が行われ、ポジティブな冬を過ごしてきた。どのような作業が行われたかは印象的だ」

「本当に前向きな冬だったし、舞台裏で行われた努力は本当に印象的だった。多くの改善が行われた。それはシャーシだけでなく、エンジンにも当てはまる」

「パワーユニットのマシンへの完全なる統合は、もやは芸術の域に達している。そして、今では象徴的なものとなっているカラーリングを目にするのはうれしいことだ」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1