レッドブルF1 「2020年は慎重なアプローチのフェルスタッペンを目にする」
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンのチャンピオンシップを獲得したいという願望は、今シーズンのレースでより慎重なアプローチとなって表れるだろうと語る。

昨年、3勝を挙げるパフォーマンスを示したマックス・フェルスタッペンだったが、いくつか接触でポイントを失う場面があった。特にベルギーGPや日本GPでは勝利を目指すあまり、オープニングラップでクラッシュを喫してチャンスを潰した。

しかし、今年、本気で史上最年少F1ワールドチャンピオンを目指すマックス・フェルスタッペンは、最大のポイントを獲得するためにコース上のバトルを選ぶようになるとヘルムト・マルコは語る。

「皆さんはメルボルンで歯にナイフを挟んでいないマックスを楽しみにすることができる」とヘルムート・マルコは強調する。

「彼は最初のコーナーや最初のレースでワールドチャンピオンを獲得するのではなく、コンスタントに上位にいることがタイトルが決まることをわかっている」

また、ヘルムート・マルコはチームメイトのアレクサンダー・アルボンの改善にも期待している。昨シーズン中盤でトロロッソからレッドブルに移籍したアルボンは、レッドブルで準備を整えてスタートすることになる」

「昨年、彼はわずか6か月後にトップチームに加入した。経験を積み、より良い準備ができるので、当然ながら、彼はもっとやらなければならない」とヘルムート・マルコは語る。

「彼は予選でもっと強くならなければならないし、全体的にもっと一貫性が必要だ。だが、彼はそれを成し遂げられると確信している」

2019年に3勝を挙げ、コンストラクター選手権を3位で終えたレッドブル・ホンダは、ドライバーのペアリングとエンジンサプライヤーのホンダF1のさらなる開発が、レッドブル・ホンダをタイトル争いに戻すために十分であることを期待している。

「バッテリーはすでにフルパワーで稼働している。2月12日にロールアウトし、3週間のテストである。我々には大きな目標がある。ルイス・ハミルトンの一番の挑戦者になりたい」とヘルムート・マルコは語った。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / マックス・フェルスタッペン