レッドブルF1、F2参戦の角田裕毅に厳しい課題 「ランキング4位以内」
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2020年にF2に初参戦する角田裕毅に“ランキング4位以内”という厳しい課題を突き付けた。

レッドブルとホンダF1の両方の育成プログラムを契約を結ぶ角田裕毅(19歳)は、昨年、海外にわたってイェンツァー・モータースポーツからF3選手権に参戦し、モンツァでの優勝を含めて3回の表彰台を獲得してランキング9位でシーズンを終了。

2020年はカーリンからF1の登竜門であるF2に参戦することが発表された。一方でレッドブルはもう一人の若手有望株であるF3をランキング4位で終えたユーリ・ビップスを日本のスーパーフォーミュラに送り込む決断をしている。

ヘルムート・マルコは、レッドブルのジュニアドライバーである角田裕毅に大きな期待を抱いている。

「レッドブルは、彼がF2初年度からチャンピオンシップのトップ4で終えてF1に行くのに十分なライセンスポイントを獲得することを期待している」とヘルムート・マルコは GPToday.net にコメント。

すなわち、レッドブルは角田裕毅を次期F1候補として期待している。ヘルムート・マルコは角田裕毅がその期待に応えられると考えている。

「彼は信じられないほどのレースクラフトを持っている。彼はF3で“決してうまくいかない”と考えるようなときでも素晴らしいキャッチアップアクションを示した。彼はすでに全てのレースでオーバーテイクが非常に強いことを示している。予選はまだまだだた、彼はそれにも一生懸命取り組んでいる」

角田裕毅が、レッドブルの要求に応えてF1スーパーライセンスポイントを獲得することができれば、小林可夢偉以来となる日本人F1ドライバーの誕生も夢ではない。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / FIA F2 / 角田裕毅