レッドブル・ホンダ | 2019年 F1アメリカGP 決勝レポート
レッドブル・ホンダは、F1アメリカGPの決勝で、マックス・フェルスタッペンが3位、アレクサンダー・アルボンが5位でレースを終えた。
マックス・フェルスタッペンはスタート直後に1コーナーでアウト側からセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)をオーバーテイクすることに成功し、その後トップを走行していたバルテッリ・ボッタス(メルセデス)に近づく速さで最初のスティントを走行した。
13周目でピットインしハードタイヤに履き替え、1周後にピットインしたトップのボッタスとの距離をさらに縮めたが、オーバーテイクは叶わなかった。
対照的に、難しいスタートを切ることとなったのはアレクサンダー・アルボンだった。1周目の1コーナーでシャルル・ルクレール(フェラーリ)とカルロス・サインツ(マクラーレン)の間に挟まれるかたちとなったアルボンは、軽い接触によるマシンのダメージ修復のためすぐにピットストップを行わなければならなかった。
最初の思わぬピットストップでミディアムタイヤに変更したアルボンは、22周目に再びピットインを行い同じコンパウンドのタイヤに履き替え再びコース上へ復帰。数々のオーバーテイクを繰り広げ、10番手からスタートし最終ラップでは5番手まで順位を上げた。
マックス・フェルスタッペンは34周目に2度目のピットインを行いミディアムタイヤへ変更した後、ボッタスも1周遅れて同タイヤへ変更。フェルスタッペンはその後前方のルイス・ハミルトン(メルセデス)への追撃を試みた。2台の間は僅差だったが、残り2周と迫った時ターン12でハミルトンをオーバーテイクしようとしたフェルスタッペンでしたがイエローフラッグに妨げられ、3位でチェッカーを受けた。
クリスチャン・ホーナー(チーム代表)
「今日のマックスは本当に力強い走りだった。良いスタートを切った後、1周目にフロントウイングにダメージを受けてしまったので、ルイスの1ストップに対して2ストップ戦略で行くことを選択した。マックスは3回のスティントを通してボッタスを視界に捕え、レース終盤にはハミルトンの1秒差以内に接近した。残り数周で不運にも黄旗が振られてしまい、マックスがオーバーテイクするチャンスを防いだが、それでもここオースティンでの3位は非常に強力だった週末の素晴らしい締めくくりだと言える。アレックスについてはスタートのターン1で挟み撃ちにあったようになってしまい不運だった。これにより、1周目にフロントウイングの交換する必要があったが、そこからの巻き返しあh見事だった。何度も素晴らしいオーバーテイクを披露し、強力なペースを発揮して5位まで挽回した。ドライバー・オブ・ザ・デーを受賞し、チャンピオンシップも6位に上がった。彼は着実な成長を見せている。歴史的な6度目の世界選手権制覇を成し遂げたルイス・ハミルトンにもおめでとうと言いたい。非常に素晴らしい結果であり、ふさわしい結果だ」
マックス・フェルスタッペン(3位)
「僕たちにとってはポジティブな週末で、3位でフィニッシュできたことをうれしく思っている。最後の数周でのイエローフラッグによって不利を被った部分があり、あればがなければ2位でフィニッシュできたと思っている。レース後に、フロアの一部が大きくダメージを受けていたことに気づいたけど、それがなければライバルに対してもっと戦えていたのではないかと思うと残念だ。良いスタートを決めてそのあとはボッタスについていこうとしましたが、彼らの方が全体的にペースがよかったようだし、マシンのダメージも考慮すると最終的に5秒差でフィニッシュできたことはいい結果だった。2ストップ作戦は正しい選択で、これが最速だと思うので、これ以外のストラテジーは考えられなかったと思う。ここのところ、いいかたちで前進ができているし、またライバルとの争いに戻ることができたのではないだろうか。ここからも難しい戦いになるけど、あきらめることはない。ハミルトンの6度目の戴冠はとてもすばらしいと思う。コンスタントに実力を出し続ける必要があるし、この実績は彼の実力通りのものだと感じている」
アレクサンダー・アルボン(5位)
「今日は自身のベストを尽くすかたちで5位でフィニッシュし、僕にとって初めてのアメリカでの最終日を楽しむことができた。スタートはよかっただけに1コーナーでの接触には少しフラストレーションを感じた。もう一度確認する必要はあるけど、両側を挟まれて明らかに行き場のないかたちだったので、難しい状況だった。だれの責任でもないと思うし、これもレースの一つだけど、結果的には縁石に乗り上げてフロアとフロントウイングにダメージを負った。そこでピットインしなくてはならず、多くの時間を失ったためにいろいろな部分を妥協せざるを得なくてはならなかった。そうでなければ、ルクレールと4位を争うことができたかもしれないと思っている。普通のレースではなくなってしまったけど、それでも最後尾から追い上げるかたちでオーバーテイクをいくつも決めることができたので楽しいレースだった。フロアのダメージとセーフティカーが出なかったことを考えると、いいかたちでポジションのばん回ができたと思っている」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1アメリカGP
マックス・フェルスタッペンはスタート直後に1コーナーでアウト側からセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)をオーバーテイクすることに成功し、その後トップを走行していたバルテッリ・ボッタス(メルセデス)に近づく速さで最初のスティントを走行した。
13周目でピットインしハードタイヤに履き替え、1周後にピットインしたトップのボッタスとの距離をさらに縮めたが、オーバーテイクは叶わなかった。
対照的に、難しいスタートを切ることとなったのはアレクサンダー・アルボンだった。1周目の1コーナーでシャルル・ルクレール(フェラーリ)とカルロス・サインツ(マクラーレン)の間に挟まれるかたちとなったアルボンは、軽い接触によるマシンのダメージ修復のためすぐにピットストップを行わなければならなかった。
最初の思わぬピットストップでミディアムタイヤに変更したアルボンは、22周目に再びピットインを行い同じコンパウンドのタイヤに履き替え再びコース上へ復帰。数々のオーバーテイクを繰り広げ、10番手からスタートし最終ラップでは5番手まで順位を上げた。
マックス・フェルスタッペンは34周目に2度目のピットインを行いミディアムタイヤへ変更した後、ボッタスも1周遅れて同タイヤへ変更。フェルスタッペンはその後前方のルイス・ハミルトン(メルセデス)への追撃を試みた。2台の間は僅差だったが、残り2周と迫った時ターン12でハミルトンをオーバーテイクしようとしたフェルスタッペンでしたがイエローフラッグに妨げられ、3位でチェッカーを受けた。
クリスチャン・ホーナー(チーム代表)
「今日のマックスは本当に力強い走りだった。良いスタートを切った後、1周目にフロントウイングにダメージを受けてしまったので、ルイスの1ストップに対して2ストップ戦略で行くことを選択した。マックスは3回のスティントを通してボッタスを視界に捕え、レース終盤にはハミルトンの1秒差以内に接近した。残り数周で不運にも黄旗が振られてしまい、マックスがオーバーテイクするチャンスを防いだが、それでもここオースティンでの3位は非常に強力だった週末の素晴らしい締めくくりだと言える。アレックスについてはスタートのターン1で挟み撃ちにあったようになってしまい不運だった。これにより、1周目にフロントウイングの交換する必要があったが、そこからの巻き返しあh見事だった。何度も素晴らしいオーバーテイクを披露し、強力なペースを発揮して5位まで挽回した。ドライバー・オブ・ザ・デーを受賞し、チャンピオンシップも6位に上がった。彼は着実な成長を見せている。歴史的な6度目の世界選手権制覇を成し遂げたルイス・ハミルトンにもおめでとうと言いたい。非常に素晴らしい結果であり、ふさわしい結果だ」
マックス・フェルスタッペン(3位)
「僕たちにとってはポジティブな週末で、3位でフィニッシュできたことをうれしく思っている。最後の数周でのイエローフラッグによって不利を被った部分があり、あればがなければ2位でフィニッシュできたと思っている。レース後に、フロアの一部が大きくダメージを受けていたことに気づいたけど、それがなければライバルに対してもっと戦えていたのではないかと思うと残念だ。良いスタートを決めてそのあとはボッタスについていこうとしましたが、彼らの方が全体的にペースがよかったようだし、マシンのダメージも考慮すると最終的に5秒差でフィニッシュできたことはいい結果だった。2ストップ作戦は正しい選択で、これが最速だと思うので、これ以外のストラテジーは考えられなかったと思う。ここのところ、いいかたちで前進ができているし、またライバルとの争いに戻ることができたのではないだろうか。ここからも難しい戦いになるけど、あきらめることはない。ハミルトンの6度目の戴冠はとてもすばらしいと思う。コンスタントに実力を出し続ける必要があるし、この実績は彼の実力通りのものだと感じている」
アレクサンダー・アルボン(5位)
「今日は自身のベストを尽くすかたちで5位でフィニッシュし、僕にとって初めてのアメリカでの最終日を楽しむことができた。スタートはよかっただけに1コーナーでの接触には少しフラストレーションを感じた。もう一度確認する必要はあるけど、両側を挟まれて明らかに行き場のないかたちだったので、難しい状況だった。だれの責任でもないと思うし、これもレースの一つだけど、結果的には縁石に乗り上げてフロアとフロントウイングにダメージを負った。そこでピットインしなくてはならず、多くの時間を失ったためにいろいろな部分を妥協せざるを得なくてはならなかった。そうでなければ、ルクレールと4位を争うことができたかもしれないと思っている。普通のレースではなくなってしまったけど、それでも最後尾から追い上げるかたちでオーバーテイクをいくつも決めることができたので楽しいレースだった。フロアのダメージとセーフティカーが出なかったことを考えると、いいかたちでポジションのばん回ができたと思っている」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1アメリカGP