レッドブル:ベッテルが完璧なポール・トゥ・ウィン (F1日本GP)
![レッドブル F1日本GP 優勝 セバスチャン・ベッテル](https://f1-gate.com/media/2000/20091004-redbull.jpg)
ポールポジションからスタートしたセバスチャン・ベッテルが、完璧なレースでポール・トゥ・ウィンを決めた。予選3つのセッションとレースで最速タイムを記録し、まさに週末を完全支配しての勝利だった。
今回の優勝でランキング首位のジェンソン・バトンとの差は、16ポイントまで繋がった。すでに全てのエンジンを使い切っているベッテルにとって物理的にもタイトルは厳しいかもしれない。
しかし、なにが起きるかわからないのもF1。失うものはなにもない。残り2戦。ベッテルらしい「攻め」のレースに期待する。
セバスチャン・ベッテル (1位)
![セバスチャン・ベッテル](https://f1-gate.com/media/2000/20091005-vettel.jpg)
マーク・ウェバー (17位)
「最初の2周で2回ピットインしなければならず、その時点でレースは終わっていた。1周目にクルマのヘッドレストが緩んでしまったので、それを直すためにピットインした。再びコースに出るとまた同じことが起きたので、またピットインしてメカニックがテープで貼り付けた。今日はいくつかの事柄を試し、今後のレースのために他のいくつかのアイテムをテストした。あの状況では、それぐらいしかできなかった」
クリスチャン・ホーナー チーム代表
「今日はセバスチャンが素晴らしい仕事をしてくれた。今週末は絶好調で、ドライビングを本当に楽しんでいるようだった。クルマも素晴らしいパフォーマンスを見せた。これに関しては、レッドブル・レーシングのメンバー全員、ルノー、そして、支援してくれたパートナーの皆さんに心から感謝したい。マークにとっては地獄の週末だった。1晩でシャシー交換を行い、1周目にはヘッドレストが緩むという問題が発生、そしてパンクだ。その後のレースはテストのようなものだったが、最後にレースの最速ラップタイムを記録したのは、我々を勇気付けてくれたせめてものなぐさめだった」
ファブリス・ロム ルノー・プリンシパルエンジニア
「セバスチャンは、ポールポジションから優勝という素晴らしいリザルトだった。エンジンにとっては非常に難しいコースだが、完ぺきな週末だった。マークは残念ながら、不満の残る1日となってしまった。ピットレーンからのスタートで難しいレースだった。レースの最速ラップタイム記録したことでスピードを証明したが、それ以外は何もできなかったので、かわいそうだった。まだ2レース残っている。最後まで諦めない」
![セバスチャン・ベッテル 今季3勝目!](https://f1-gate.com/media/2000/20091005-redbull-02.jpg)
結果:
F1日本GP:セバスチャン・ベッテルが今季3勝目! トゥルーリが2位!
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1日本GP