F1
レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ピエール・ガスリーがもっと良いパフォーマンスを発揮することがチームにとって“是が非でも”必要だと強調する。

F1ハンガリーGPで、ピエール・ガスリーはチームメイトのマックス・フェルスタッペンに周回遅れにされ、マクラーレンのカルロス・サインツの1.393秒後ろ、アルファロメオのキミ・ライコネンの2.674秒前の6位でフィニッシュした。

「ピエールに関してはフラストレーションが溜まる週末だった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「スタートはそれほど良くなかったし、1周目も良くなった。我々はザウバー(アルファロメオ)やマクラーレンとレースをしているべきではない」

「我々が彼がフェラーリやメルセデスとレースをすることを必要としている。それを達成するためにできるすべてのことをやっていく」

クリスチャン・ホーナーは、ピエール・ガスリーが上位争いに絡んでいなかったことも、マックス・フェルスタッペンをルイス・ハミルトンから守るためのチーム戦略の選択を減少させたと語る。

「問題は彼がまったく絡んでいなかったことだ。今日はメルセデスとレッドブルの両方がチームメイトが戦いに絡んでいなかったことで“一本足”でレースをしていた」

レッドブルは、コンストラクターズ選手権で2位のフェラーリに44ポイント差となっているが、ピエール・ガスリーはマックス・フェルスタッペンに63ポイント差をつけられている。

「2台が上位を走っていないことは我々にとって明らかに痛手だ。特にコンストラクターズ選手権において今日はフェラーリと同じ量のポイントを獲得した。本来ならばもっと多くを奪えたはずだった」

クリスチャン・ホーナーは、ピエール・ガスリーは“夏休み中に時間を取って、シーズン前半戦を振り返り、シーズン後半にその教訓を生かす”必要があると語る。

「それが我々にとって不可欠だ。フェラーリを捕えるチャンスがあるとすれば、さらに先で彼がフィニッシュすることが我々にとっては不可欠だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

レッドブル・ホンダでの1年目のピエール・ガスリーのパフォーマンスは今後のシートに疑問を投げかけている。

だが、クリスチャン・ホーナーは、今シーズン中にピエール・ガスリーを代えるつもりはないと繰り返す。

「シーズン終了までクルマに乗せておくのが我々の意向だ。だが、我々は彼がクルマのポテンシャルをもっと認識することが是が非でも必要だ」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1