F1 レッドブル・ホンダ マックス・フェルスタッペン
レッドブル・ホンダのF1チーム代表クリリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンが1年で“物凄い進化”を遂げたと評価する。

1年前のF1モナコGPでレッドブルがすべてのプラクティスで1-2を達成する速さを見せたが、マックス・フェルスタッペンはFP3でクラッシュを喫して予選に参加することができず、最後尾からスタートして9位でフィニッシュ。一方、チームメイトのダニエル・リカルドはポール・トゥ・ウィンを飾った。

レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「もっと注意しなけばならない」とマックス・フェルスタッペンに警告。その後、フェルスタッペンの状況は好転し、2勝と8回の表彰台を獲得。対照的にダニエル・リカルドはその後1度も表彰台に上がることができず、フェルスタッペンに79ポイント差をつけられてチームを去った。

ホンダにF1エンジンを変更した今年もマックス・フェルスタッペンの印象的なパフォーマンスは続いており、攻撃性を維持しつつも、愚かなミスを犯さないようになり、メルセデスの支配にストップをかけることが期待されている。

2018年のモナコGPはターニングポイントであり、それ以来成熟したかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「一般的にはそう思う。それが人生だ」とコメント。

「僕は年を重ねている。全体的な人生経験としてね。でも、そうだね、もっと良いドライバーになるためにはミスが必要がときもあるし、そのひとつだったかもしれない」

クリスチャン・ホーナーは「12ヶ月前に時計を巻き脅せば、去年の彼のキャリアで最悪な週末だったかもしれない」とコメント。

「勝てるクルマがあったが、FP3でのクラッシュで予選に参加できなかった。彼にとって非常にタフだったし、あのレースを経験して、彼は強く反省したと思う」

「去年のモントリオール以来、彼はいっそう物事を効率よくこなすようになった。クルマに乗るときはいつでも驚異的な力を発揮していた」

「今シーズンのスタートは見事だ。彼は特定の面で予想以上の結果を出しているし、成熟して、開発面でチームを本当に引っ張っている。彼はその役割を楽しんでいると思う」

「2019年5月23日のマックス・フェルスタッペンと去年を比べれば、彼は物凄い進化を遂げているし、それは経験の恩恵だと思う」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1モナコGP / マックス・フェルスタッペン