F1 レッドブル・レーシング ピエール・ガスリー
レッドブル・レーシングのレースエンジニアリング責任者を務めるギヨーム・ロケリンが、F1バルセロナテスト2日目の作業を振り返るとともに、クラッシュを喫したピエール・ガスリーについてコメントした。

レッドブル・ホンダのテスト2日目はピエール・ガスリーがRB15で初走行。順調にプログラムを消化していたが、セッション終了まで約1時間半を切ったところでコースアウトを喫し、マシン後方からバリアにヒット。残念ながらその時点で走行終了となった。

「ピエールのスピンについては、データ収集のためにショートランを繰り返している中で起こってしった。このラップでは、スピンするまで非常に速いペースで走っていたので、これで彼も限界がどこか分かったと思う」とギヨーム・ロケリンはコメント。

「彼は満足していないだろうが、大失敗というわけでもない。これによって、今夜少し作業が増えるが、明日の準備もしっかりとしていく」

「ピエールは、いい初日を迎えたと思う。今朝の目標は、ピエールがマシンの感触をつかみ、タイヤの感覚を理解するために、走行距離を確保することだった。同じタイミングでいくつかの項目に関するテストも進めていたが、基本的には全てピエールが快適に走行できるようにするためのものだ。午後には目的をデータ収集に切り替えて、スピンでセッションを終えるまではショートランを行っていた」

ピエール・ガスリーはクラッシュについて「マシンの感触はよく、快適に走ることができて、90周以上を消化した。午後には、プッシュした走行中にターン10でコースアウトを喫しまったけど、これは加速をしながら5速へシフトアップした際にリア(のグリップ)を失ってしまったことによるものだ。これによってラスト1時間の走行ができず、もったいないことをしてしまった」とコメント。

「それを除けば、多くのことをテストできて、情報収集がはかどり、いいポテンシャルがあることが分かった。もちろん、残り6日間のテストでやるべきことは多くあるけど、僕にとっては最高の初日となった」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ピエール・ガスリー