F1 ダニール・クビアト
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2019年にトロロッソ・ホンダでF1復帰を果たすことになったダニール・クビアトは、1年間F1から離れたことで成熟し、精神的な課題のいくつかを解決したと感じていると語った。

ダニール・クビアトは、2016年にレッドブル・レーシングからトロロッソへと降格。さらに昨年後半にトロロッソのシートも喪失してレッドブル離脱。今年はフェラーリで開発ドライバーを務めていた。

トロロッソ・ホンダは9月29日(土)に2019年にレッドブル・レーシングに移籍するピエール・ガスリーの後任として、ダニール・クビアトが復帰することを電撃発表した。

ヘルムート・マルコは、2019年にダニール・クビアトにトロロッソでの3度目のチャンスを与える決定について、この1年でクビアトが変化の兆しを見せていたと説明した。

「ダニールは変わった。彼は人としてはるかに成熟している」とヘルムート・マルコはコメント。

「彼は異なるチームで仕事をしていたし、全体の雰囲気を見て、プログラムに取り組み、F1シートを獲得することがどれくらい難しいかを理解した」

ヘルムート・マルコは、ダニエル・リカルドがレッドブルを離脱することが決定する前からダニール・クビアトからアプローチがあったと明かした。

「我々は常に連絡を取っていた。彼は(ダニエル)リカルドが何をしようとしているのかを知らされていた。彼は大半の人々が知る前にそれをわかっていた。彼はリカルドが私に電話をかける前にスマートな電話をしてきた」

「我々はずっと彼が非常に速いと信じていたので、彼に3度目のチャンスを与える。だが、彼の精神的な問題は解決していると思う。彼ははるかに成熟したドライバーになっているし、ポジティブなレースを見ることができると確信している」

関連:トロロッソ・ホンダ、ダニール・クビアトの2019年の起用を正式発表

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / トロロッソ / ダニール・クビアト