F1 レッドブル・レーシング ルノーF1
レッドブル・レーシングは、F1ハンガリーGPでマックス・フェルスタッペンをリタイアに追いやったルノーのMGU-K故障に激怒。“標準以下”“料金に見合っていない”パワーユニットだと酷評した。

7番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、オープニングラップで5番手に浮上。優れたパフォーマンスでメルセデスとフェラーリを追っていた。

しかし、6周目にMGU-Kにトラブルが発生してリタイア。決勝前にMGU-Kのシャフトを交換していたにも関わらずのリタイアにレッドブル・レーシングのルノーへの不満を頂点に達した。

「あまり多くのことは言いたくはない。だが、我々は最高級のプロダクト、最先端のプロダクトのためにあのエンジンに数百万ポンドを支払っているんだ。皆さんもあれが標準以下であることがかなり明白にわかると思う」とレッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは Sky Sports コメント。

「フラストレーションを感じている。まさにそのとおりだ」

「シリル(アビテブール/ルノー マネージングディレクター)に言い訳を考えさせよう」

マックス・フェルスタッペンも“かなり腹が立っている”と語り、“受け入れがたいこと”だと怒りを露わにした。

故障が発生した際、マックス・フェルスタッペンは無線で“Fuck! What a fucking joke all the fucking time with this shit, honestly.”と放送禁止用語を連発して絶叫。多くの“ピー音”が入ったものの、国際映像でも流れた。

「無線でかなり怒っていた。自主規制音がかなり入っていたと思うけど、それでかき消されてしまったのは残念だ。彼らはそれを放送に乗せることを許した方がいいね」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「正直、どうしていいかまったくわからない」

「チームとして数百万ドルを支払っている。それなりのエンジンであることを期待してね。でも、壊れ続けている。それに最も遅いエンジンだ。正直、今は受け入れるのが難しい」

「クルマはOKだと感じていた。どんな結果が可能だったかを後から言うのは難しいことだけどね。でも、前で何も起こらなくても楽に5位にはなれていたはずだ。また貴重なポイントを投げ捨てることになった」

マックス・フェルスタッペンはすでに今年3基のMGU-Kを使用しており、すでに年間使用制限を超えている。そのため夏休み後のベルギーでグリッド降格ペナルティを受ける可能性がある。

「スパで何をしなければならないか見てみるよ。ペナルティを受けなければならないかどうかをね。まだわからない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「でも、現時点ではあまり気にしていないけどね」

レッドブル・レーシングは、F1パワーユニットの代金として年間1800万ユーロ(約22億円)をルノーに支払っているとされている。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング