F1 レッドブル・レーシング イギリスGP
レッドブル・レーシングは、2018年のF1世界選手権 第10戦 イギリスGPの決勝で、ダニエル・リカルドが5位、マックス・フェルスタッペンはリタイアでレースを終えた。

ダニエル・リカルド (5位)
「今日はとにかく“脚”がなかった。1周目は楽しかったし、確かにちょっとクレイジーだったね。ルイスに何が起こったのかはわからないけど、彼が回転しているのが見えた。そのあとはマックスとキミと良いバトルができた」

「リスタートは激しかったけど、僕たちにはとにかくストレートでのスピードがなかったし、フェラーリとメルセデスの後ろであまりに遅かくてどうすることもできなかった。クリーンエアではクルマはかなり良かったし、特にミディアムタイヤでの第2スティントはキミを少し引き離して、マックスを捕えることができた。その後、チームは僕のために2ストップ戦略の引き金を引いたけど、そうしたらセーフティカーが出た。とにかく不運だったし、それでトラックポジションを失ってしまった。最後はボッタスを抜こうとした。彼はタイヤに苦しんでいたからね。でも、彼に近づくとすぐにタイヤの状態が同じだと感じた。ダウンフォースを失って本当に苦しんだ。先週、キミに追従していたときと少し似ていたし、彼にミスをさせる必要があった。そうしなければ、ストレートではDRSがあっても彼らの方が多くのパワーがあるからね。モナコ以降、僕たちはあまり自分たちの思い通りにできていないように思う。モナコでは勝利を手にすることができたけど、それを最後の歓呼にはしたくない。これから一週間休みを取れることにとても興奮している。レースは好きだけど、とにかく1週間クルマから離れて、クルマに考えてもらって、ドイツで戻るつもりだ(笑)。ドイツではシュニッツェルをクルマに食べさせるかもね。もしかしたらクルマに悪口を言っちゃったかもしれない。ともかく、“バモス・ア・ラ・プラヤ(スペイン語/ビーチに行こう)”だね」

マックス・フェルスタッペン (リタイア)
「トリプルヘッダーをこんな形で終えたくはなかったけど、幸いなことに先週は良かったし、2週間前もポジティブだった。レースというものだ。以前に何度も経験しているし、今後も起きるのは確かだ。でも、もちろん5位でフィニッシュしたかったし、少なくともポイントと獲りたかった。今の僕たちは何も手にしていないからね。1周目にブレーキ・バイ・ワイヤに問題が発生して、ターン3でペダルが床までいってしまったけど、そのあと回復して、そこからはすめてが順調にススでいたのでかなり奇妙だった。2度目のセーフティカー後にターン16でブレーキングしたら、ペダルが文字通りフロアに付いてしまい、リアブレーキがロックアップして、スピンしてコースオフしてしまった。これから実際に何が起きていたのか調査していく。ブレーキトラブルがなくても、今日の僕たちは何かをするにはストレートで遅すぎた。ダニエルがボッタスにアタックしていたときからもそれは分ると思う。僕たちはDRSを開いて、DRSのない彼らと同じスピードだし、どうすることもできない。今シーズンはここまで、僕のクルマは信頼性に優れていたと思うし、ここでトラブルが起きてしまったのは残念だ。難しい週末を過ごした時は、ポイントを持ち帰りたいと思うものだ。この週末に1つポジティブな面があるとすれば、実際に僕たちには良いクルマがあることだと思う」

【動画】 マックス・フェルスタッペンのスピン

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング