F1 レッドブル マックス・フェルスタッペン
レッドブル・レーシングは、母国レースとなったF1オーストリアGPでマックス・フェルスタッペンが今季初優勝。一方、ダニエル・リカルドはマシントラブルによってリタイアでレースを終えた。

マックス・フェルスタッペンが、レッドブルのお膝元であるレッドブル・リンクでチームに歓喜の勝利をもたらした。レッドブルにとって母国レースでの優勝はコンストラクターとしては初。マックス・フェルスタッペンは今シーズン初、自身4度の優勝となった。

マックス・フェルスタッペン (優勝)
「レッドブル・リンク、多くのオランダのファンが来たくれたここで勝つことができて本当に嬉しい。あまり予想していなかったことでもあるし、それもさらに素晴らしい気分にさせてくれる。素晴らしい週末だった。レッドブル・リンクでレッドブルのクルマ。レースで勝つにはここは完璧な場所だ。レースに関しては、クルマの挙動には全体的にとても満足していたけど、僕はいつもできる限り最高のレースをしようとしている。1位になるか、2位、3位になるかは自分では決められない。僕としてはコントロールしていると感じていたし、クルマでできる最高の走りができたと思っている。最後はフェラーリよりも少しタイヤのブリスターに苦しんだけど、なんとか前にとどまることができた。ダニエルとルイスが再びピットに入らなければならないことはわかっていた。僕はそのシナリオは望んでいなかったし、クルマの限界まで走るのではなく、全てをとにかく管理していた。おそらく見た目よりも厳しかったけど、とにかくタイヤで優位に立っている必要があった。バーチャルセーフティカー中にあの戦略を生み出してくれたエンジニアとあのピットストップを完璧に決めてくれたチームにとても感謝している。あれが僕たちのレースを決めたのは間違いない。グランドスタンドのファンは素晴らしかったし、オレンジのTシャツがたくさん見えた。僕の焦点は常にコース上にああるけど、最後の数周は少し左側を見ることができたし、彼らは僕のことを本当に応援してくれていた。素晴らしかったよ」

ダニエル・リカルド (リタイア)
「今日の内容にはもちろん落胆している。ある段階では1-2を獲得できそうだったけど、正直、ソフトを装着してすぐにそれほど多くのことは与えてくれないと感じだ。キミを抜くことはできたけど、引き離せるとは感じなかったし、その後、タイヤがはがれていっているのが見えた。それでピットに入らなければならず、表彰台争いから脱落してしまった。その後、エキゾーストの故障だと思うけど、レースからも脱落することになった。最終セクター前のバックストレートで何かがおかしいと感じたし、それを伝えて、手順を実行しようとしていたけど、ストップしろと伝えられた。今日はレッドブルのために嬉しく思う。チーム、ブランド、人々、そして、ここにかなり多くのファンが来ていたマックスのために幸せな気分だ。さっきマテシッツ氏に会ったけど、彼が今どんな気持ちか想像することができる。明らかに僕の日ではなかったけど、チームの視点では、オーストリア人、そして、マックスにとっては大きな一日だったし、今日チームの一部でお祝いすることを嬉しく思う。自分の誕生日はあまり祝えないけどね。涙を止めるためコニャック一杯ぐらいかな」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)
「信じられない気分だ。今朝はレッドブル・リンクでレッドブルのマシンの勝利が実現するなど想像もしていなかったこと。今日はすべてマックスの手柄だ。彼は非常に成熟したレースを戦い、タイヤに関して非常にトリッキーな状況を管理し、我々のオーストリアGP初優勝のためにとてもコントロールされた走りを見せてくれた。ダニエルが表彰台にいなかったことを心から残念に思う。多くのラップで2番手を走っていたからね。だが、リアタイヤがオーバーヒートし始めて、2回目のピットストップをしなければならなかった。その直後、エキゾーストのクラックを確認し、それがギアボックスにダメージを及ぼしたことでリタイアを強いられた。ピットクルーには特別な言葉を送りたい。今年の中国で見せたように、今回もミスのないピットストップを実行して優勝につなげてくれた。それから、この競争力の高いレースカーを生み出すために献身に努めてくれているファクトリーにいるすべてのメンバーにも拍手を送らなければならない。今日は、彼ら、マックス、チーム、レッドブル、そして近代F1に多くのものをもたらしているミスター・マテシッツのものだ。彼のためにも我々全員が喜んでいる」

DRIVER OF THE DAY: Max Verstappen

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1オーストリアGP