レッドブル F1 モナコGP
レッドブルは、F1モナコGP決勝レースで、マーク・ウェバーが5位、セバスチャン・ベッテルはリタイアだった。

マーク・ウェバー (5位)
「正直に言って、5位という結果はかなり満足だ。予選が厳しかったので、ポイントが獲得できただけでも嬉しい。今週末は調子を上げている人が数人いたので、数ポイント獲得できただけでもコンストラクターズ・チャンピオンシップのためにはなった。今週末はチームのメンバーが死ぬほど頑張って新しいパーツを装着してくれたので、ポイント獲得はぼくたちにとって重要な意味を持つ。他のサーキットではまた力が発揮できると思う」

セバスチャン・ベッテル (リタイア)
クラッシュしたベッテルのマシン
「あまり言うことはない。少しブレーキングが遅かったのかもしれない。リヤタイヤがロックして、クルマのコントロールを失って壁に衝突した。第1スティントはソフト・タイヤだったのですでにかなりタイムロスしていた。短いスティントだったので、タイヤは持つと思っていたが、持たなかった。もちろんがっかりしているが、こういうこともある。モナコでは僅かなミスも許されないんだ」

クリスチャン・ホーナー (リタイア)
「今日はマークが良いドライビングを見せてくれた。第1スティントはコヴァライネンの後ろでかなりタイムロスしてしまったが、その後はフェラーリの2台との差を縮めることができた。残念ながら最後のピットストップで彼らを抜くことはできなかった。結果5位だったが、今日はそれが彼の精一杯の成績だったと思う。セバスチャンは昨日からアグレッシブな戦略を取り、今日はオプションタイヤでスタートした。しかし、タイヤの性能の落ちが急激に進み、後続車の行く手を阻むことになってしまった。それで、比較的早い段階で彼をピットインさせてタイヤ交換を行ったが、その数周後のサン・デヴォットでコースアウトしてしまった。チームの全員が今週末は本当に良く頑張って仕事をしてくれた。彼らの努力に報いるには4ポイントでは十分ではない」

ファブリス・ロム (ルノー・プリンシパルエンジニア)
「長く厳しい典型的なモナコのレースだった。セバスチャンのタイヤ戦略はギャンブルだった。最初からスーパーソフトを装着したが、成功しなかった。その後、コースアウトして彼のレースは終わってしまった。マークは非常に力強いドライビングだったが、8番手グリッドからのスタートだったので5位が以上のリザルトは望めなかった。レース終盤のマークは非常に速くコンペティティブだった。総合的には良いリザルトではなかったが、今週末もポジティブな要素はいくつかあった」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング