レッドブル 「バクーのロングストレートで1周あたり1.2秒のロス」
今週末に初開催されるアゼルバイジャンのバクー・シティ・サーキットは、全長が今シーズンで2番目に長く、ストレート部分だけでも2.25kmある。
レッドブルのパートナーであるルノーは、パワーユニットの開発を順調に進めており、最新のアップグレードで1周あたり0.5秒の短縮を達成したとされている。
レッドブルは、パワーユニットの助けもあって進化を遂げており、F1スペインGPで優勝。続くF1モナコGPでも勝利に値するポテンシャルを見せ、パワーの影響が大きいカナダGPでも競争力の改善を示した。
それでもヘルムート・マルコは、F1ヨーロッパGPに向けて悲観的な見方をしている。
「非常に長いストレートは、レッドブルにとっては利益にならない。コンピュータでのシミュレーションでは、1周あたり1.2秒ロスすることになっている。素晴らしいマシンがあったとしても、これをコーナーで埋め合わせることはほぼ不可能だ」
しかし、ヘルムート・マルコは、全長約6kmにおよぶ市街地コースで、レッドブルが“メルセデスに迫り、フェラーリと同レベル”で走ることを願っていると述べた。
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