エイドリアン・ニューウェイ
レッドブルのエイドリアン・ニューウェイは、今年のタイトルを獲得するために2014年マシンの開発で妥協する必要があったと認めた。

セバスチャン・ベッテルとレッドブルは、F1インドGPでドライバーとコンストラクターの両タイトルを獲得。セバスチャン・ベッテルは、現在レースで7連勝を挙げている。

エイドリアン・ニューウェイは、レッドブルの夏休み以降の圧倒的な強さは、RB9の開発を強めたことによる部分もあり、そのために2014年マシンをいくらか犠牲にしたと明かした。

「今年の開発に関しては、ライバルからかなりハードにプッシュされていると感じていた」とエイドリアン・ニューウェイはコメント。

「開幕時はフェラーリだ。フェルナンドは決して軽視できない。シーズン中盤にはメルセデスがかなり力を増してきた」

「我々もプッシュし続ける必要あったし、今年のマシンの開発に力を入れなければならなかった。つまり、来年のマシン開発でいくらか妥協しなければならなくなったが、我々はそうする必要があると感じた」

「結果が出た今では、もっと早くに開発の手を緩め、来年へリソースを割くこともできたと考えられることもできる。だが、それをするのが早過ぎてタイトルを逃していたら、今頃ひどく落胆していただろう」

エイドリアン・ニューウェイは、最近のRB9に対する開発の一部は2014年に転用できるが、それ以外は新しいレギュレーションに適用できないと述べた。

「我々が学んだ一部のものは来年にも転用される。基本的なく空力に類似点もあるからだ」

「残念ながら、自然進化を果たしてきた他のパーツについては来年のレギュレーションには適用できない」

新車を完成させるためにプレッシャーを感じているかと質問されたエイドリアン・ニューウェイは「そうだね。ここから最初のテストまでにマシンを完成させるには一人一人の大きな努力が必要だ」と述べた。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング