レッドブル F1ヨーロッパGP 予選
レッドブルは、F1ヨーロッパGPの予選で、セバスチャン・ベッテルがポールポジションを獲得。マーク・ウェバーはQ1で敗退して19番手だった。

セバスチャン・ベッテル (1番手)
「Q1とQ2は満足のいく走りはできなかったけれども、Q3で取り戻すことができた。予選までは順調だったけれども、Q1が始まる頃にはコンディションが変化していたんだ」

「でも、最終的には良い結果が出せたので良かった。みんなが新しいパーツの準備に一生懸命取り組んでくれたお陰で、クルマはさらにステップアップしているようだ。新パーツの導入は難しいんだ。金曜日にいろんなテストをしても、元のセットアップに戻してしまうことが多い。明日にならないとちゃんとしたことは分からないけれども、今週末は一歩前進していると思う。これまでもこのサーキットでは良い結果が出せているので、明日もそうなるといいね。メンバーもすごく頑張ってくれているから、彼らの努力に報いる結果が出したい」

マーク・ウェバー (19番手)
「DRSの不調が1周につき1.3秒のタイムロスに繋がり、難しかった。でもクルマも良く頑張ってくれたと思う。今日は4周しか走れなかった。そのうちの3周は予選だった。第1セッションはハードタイヤで1周走り、タイムが接近していたので、ソフトタイヤに履き替えてまた走った。DRSが使えなかったことを考えると、実際のタイムはそれほど悪くはなかった。でも、それだけではどうにもならないからね。明日は頑張るよ。Q2までにDRSを直したかったのだけれども、間に合わなかった。明日までには直せると思う」

クリスチャン・ホーナー (チーム代表)
「トップ7台のタイム差が一時は0.1秒以下という非常に厳しい予選だったが、セバスチャンは最後の1周で他を0.4秒引き離すという、非常に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。その結果、彼は33回目のポールポジションを達成した。ジム・クラークとアラン・プロストという偉大なドライバーたちに匹敵する記録だ。マークはそれとは対照的で、午前中のセッションでDRSに油圧系の問題が生じ、予選ではDRSが使えなかった。それでもQ2進出にもう少しで手が届くタイムを記録しているので、明日はアグレッシブなレースを見せてくれるだろう。トラブルが発生するまでは圧倒的な走りを見せていたので、明日も間違えなく同じような走りを見せてくれると思う」

シリル・デュモン (ルノー)
「今日は複雑な気分だ。セバスチャンは他を0.4秒も引き離してポールポジションを獲得した。残念ながらマークはトラブルが発生して午前中も走れず、その後の予選ではDRSに問題が生じてDRSが使えなかった。とても残念だ。エンジンに関しては、エンジンのドライバビリティに影響する難しい低速コーナーがいくつかあるので、この2日間はその作業に取り組んだ」

関連:F1ヨーロッパGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1ヨーロッパGP