室屋義秀 福島県 レッドブル・エアレース・ワールドシリーズ
レッドブル・エアレース・ワールドシリーズで日本人初のワールドチャンピオンに輝いた室屋義秀に対し、福島県は16日(火)、県民栄誉賞を授与することを決定した。

室屋義秀は、“空のF1”と呼ばれるレッドブル・エアレース・ワールドシリーズで今季4勝をあげ、日本人初の年間総合優勝を果たした。

福島県は、この室屋義秀の功績をたたえて県民栄誉賞を授与することを決定。これまでに同賞は登山家の田部井淳子、ソチパラリンピックで金メダルを獲得した鈴木猛史が受賞している。

福島市在住の室屋義秀は2003年にNPO法人「ふくしま飛行協会」を設立。同協会が管理する農道離着陸場「ふくしまスカイパーク」を拠点に飛行練習を重ね、2009年にレッドブル・エアレースに初参戦。2016年に初優勝を挙げ、同年に福島県の「ふくしまスポーツアンバサダー」の第1号に就任している。

16日の定例会見で県民栄誉賞の授与を発表した福島県の内堀雅雄知事は「室屋さんはこれまで数多くの挑戦を続けて素晴らしい結果を出した。福島復興のシンボルであり、県民に勇気と元気を与えてくれた」と称えた。

室屋義秀は「年間総合優勝は、スカイパークで福島県の空を独り占めにして訓練できた成果だと思う。勝利は多くの人々が後押ししてくれたおかげ。県民を代表してお受けしたい」と話したという。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング