レーシングブルズ F1中国GP決勝「裕毅とホンダのホーム鈴鹿で挽回したい」

アイザック・ハジャーが7番グリッド、角田裕毅が9番グリッドとポイントを狙える位置からスタートしたレーシングブルズ。序盤は両ドライバーともに優れたパフォーマンスを見せ、トップ10圏内でレースを進めていた。
だが、中盤に状況が変わった。多くのドライバーが1ストップでも問題なくレースをフィニッシュできることを示唆するなか、レーシングブルズは前のマシンを抜きあぐねていたハジャーと角田裕毅の両方にピットインを指示し、フレッシュなタイヤを履かせた。
しかし、その判断は裏目に出て、オーバーテイクの難しい上海インターナショナル・サーキットで順位を上げることができなかった。さらに角田裕毅にはフロントウイングのフラップが外れるというトラブルが発生。3度目のピットストップを余儀なくされ、ポイント獲得の望みは絶たれた。
最終的にアイザック・ハジャーが14位、角田裕毅は完走中最下位となる19位でチェッカーを受けた。
「上海でのフラストレーションのたまる日曜日だった」とアラン・パーメインはコメント。
「今週末のマシンとドライバーの速さから考えれば獲得できるはずだったポイントを獲得できなかったのは2戦連続となる」
「それでも、今週末からポジティブな要素をたくさん引き出すことができる。ペースは素晴らしかったし、チームは両マシンをQ3に進出させるなど、週末を通して高い目標を掲げていた。そして、裕毅が今シーズン初の6位入賞を果たし、チームに貴重なポイントをもたらしてくれた。速いマシンと速いドライバーを擁し、週末の大半をビッグチームと戦った」
「もちろん、終盤に裕毅のフロントウイングが壊れた原因を詳しく調査するつもりだが、このダブルヘッダーを終え、ファエンツァとミルトン・キーンズに戻ってレースの実行を評価し、次の日本ラウンドでは、裕毅と我々のPUサプライヤーであるホンダのホームレースとして、より強くなって戻ってくる」

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