レーシングブルズF1 テクニカルディレクターのジョディ・エギントンが離職

ジョディ・エギントンはレッドブル・アドバンスド・テクノロジーズのエンジニアリング・ディレクターに就任し、その新しい役職は今年4月1日より発効する予定である。
ジョディ・エギントンのF1でのキャリアは1996年にティレルチームのジュニアデザイナーとして始まり、ミッドランド(後にスパイカー、フォース・インディアに吸収合併)、チーム・ロータスで経験を積んだ。
2014年に当時の名称であるトロ・ロッソに車両性能担当責任者として移籍し、2017年に副テクニカルディレクター、2019年にテクニカルディレクターに就任した。
ジョディ・エギントンのレーシングブルズでの役割は、今後はチーフテクニカルオフィサーのティム・ゴスと、副テクニカルディレクターのギョーム・カッテラーニ(マシンパフォーマンス担当)とアンドレア・ランディ(マシンデザイン担当)がカバーすることになる。

「このチームの一員として10年以上過ごせたことは、私にとって素晴らしい経験であり、忘れられない瞬間もたくさんあった」とエギントンは語った。
「しかし、20年近くもフォーミュラ1だけに集中してきたので、変化が必要だと感じている」
レッドブル・アドバンスド・テクノロジーのエンジニアリング・ディレクターとして、私は素晴らしい権限を与えられることになる。また、現在、会社にはエキサイティングなプロジェクトが目白押しなので、この新たな挑戦を始めるのが待ちきれない」
レーシングブルズF1チーム代表のローラン・メキースは「長年当社のテクニカルディレクターを務めてきた彼は、技術革新を推進し、チームの成長を促進する上で重要な役割を果たしてきた」とコメント。
「ジョディの専門知識と、チームと当社の成長に果たした重要な貢献に感謝したい。レッドブル・ファミリーの一員として、新たな挑戦に全力を尽くしてほしい」
カテゴリー: F1 / ビザ・キャッシュアップRB