RB F1チーム ベルギーGP予選「角田裕毅はラップ毎のグリップ変化に苦戦」
ビザ・キャッシュアップRBのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、角田裕毅が18番手、ダニエル・リカルドが13番手で終えた2024年F1ベルギーGPの予選を振り返った。

パワーユニット一式を交換して使用上限を超えたことで最後尾スタートが決定している角田裕毅は、予選でトウでダニエル・リカルドを助けることを公言していたが、土曜日がウェットコンディションといなったことでその必要はなくなり、フリーで走行することになった。

107%ルールを満たすことが目標だった角田裕毅だが、1回目のアタックでは上位につけるなど競争力をみせていた。しかし、路面が改善していくなかで他のドライバーがタイムを更新し、最終的に18番手で予選を終えた。

ダニエル・リカルドは順当にQ2に進出したが、雨を予想して早めにタイムを出すという選択が裏目に出て、後半に他のドライバーがタイムを更新していったことで13番手でセッションを終えた。

「予選はウェットトラックでインタータイヤを装着してセッション全体を通して行われたが、両車とも最初の走行でトップ10に入る好タイムを記録した」とジョディ・エギントンはコメント。

「裕毅は2回目の走行でラップごとのグリップの変化に少し苦戦し、その結果、タイムを伸ばすことができなかったが、いずれにせよPU交換のため、決勝レースは最後尾からスタートすることになる」

「2回目の走行でダニエルはトップ10に返り咲くことができたが、その後、さらに速いドライバーが現れた。このコンディションでのペースはQ3進出に十分だっただけに、悔しい結果だ」

「Q3進出を果たすために、もっと何をすべきだったかを理解する必要があるが、今は明日のレースとポイント獲得に焦点を合わせている。ミッドフィールドは今後も非常に厳しい戦いになるだろう。そのため、私たちは2台のマシンを前進させることに集中していく」

RB・フォーミュラワン・チーム F1ベルギーGP 角田裕毅

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カテゴリー: F1 / ビザ・キャッシュアップRB / F1ベルギーGP