キミ・ライコネン、NASCARデビュー戦は15位
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初日の2回のプラクティスで30番手タイムを記録したキミ・ライコネンは、31番手からレースをスタート。トラックのルーズさに苦戦したキミ・ライコネンだが、最後の走行ではバランスを改善させた。
レース序盤は進歩を果たしていたが、ターン3でコントロールを失いウォールにこする場面もあったライコネンだが、わずかに右側にダメージを負っただけに留まった。
2回目のコーションのひとつでは、コミュニケーション不足によりピットインできなかったライコネンだが、それでも順位を改善し、トップ10でレースを進める。一時は7番手を走行したが、新品タイヤへ交換するためのピットインでいくつか順位を落とした。
その後も問題なくレースを続けたキミ・ライコネンはNASCAR初レースを15位でチェッカーを受けた。
「レースは楽しかったし、新しい経験だったけど、あまりにコーションが多かったね」と10回のコーションに妨げられたレースをライコネンは振り返った。
「クルマがうまく働いていると感じ始めるたびにコーションが入り、ハンドリングが戻るまでに長い時間がかかった」
「序盤に(ウォールに)ヒットして、そのあとに激しくヒットしたので、マシンを壊してしまったと思った。ピットストップまでは本当にうまく走れたし、タイヤに熱が入ってしまえば、圧力があがったけど、ヒットしたときに片方にあまりにダメージを受けていたので少し犠牲になったと思う。ハンドリングはオーケーだったけど、ロングランでマシンは良くなっていたので、ロングランで少し改善できた」
キミ・ライコネンは、初レースは驚くような難しさはなかったとし、マシンはプラクティス後よりもずっと楽だったので、ポジションを争うための接近したバトルも楽しめたと述べた。
「実際、レースは予想していたよりも楽しかったね」
「もっと高い順位の方が良かったけど、午前中のプラクティスでの感覚を考えれば、レースでの感覚にはかなり満足している。確かに、学ぶことや改善することはたくさんあるけど、大きな問題もなかったし、問題なかったと思う」
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