キミ・ライコネン(画像)
イギリスGPを4位で終えたキミ・ライコネン。1回目のピットストップでのタイヤ交換が明暗を分けたレース。フェラーリは、雨が降らないと読み、そのままタイヤ交換でピットアウトした。

非常に困難なレースに見えましたが?
僕たちはひとつだけミスをした。間違ったタイヤを選択したことだ。雨が降り始めるとは予想していなかった。だから、最初のピットストップで古いタイヤのままにした。その時点まで、僕たちにはレースに勝てるスピードとマシンがあった。残念なことに、そのミスが犠牲を払ったけど、少なくとも僕たちはいくつかポイントを獲得した。マシンの実力を出せなかったけど、状態が良かったのは確かだ。

あなたはタイヤの変更をチームに提案しましたか?
いいや。チームの決定だ。みんながチームに関わっていて、僕たちは一緒に決定する。うまくいくときもあれば、残念ながら今日のようなにうまくいかないときもある。どんな方向にも行けたし、その時点で僕たちはとても速かった。でも、雨が降り始めた時点で、タイヤはすでにかなり使い古されていて、どうすることもできなかった。

現在、チャンピオンシップはトップが非常に接近しています。シーズンの後半をどう予想しますか?
特にここ4レースは僕にとって簡単ではなかった。いつも良いレースをしていない。最後のレースでは、良い速さがあったけど、不運にもマシンに問題が生じた。2レースでポイントを取れなかったことを気にして、次の2レースで完璧なレースをしていないけど、僕たちはまだチャンピオンシップをリードする位置にいる。だから、そんなに悪くはないね。僕たちはレースに勝てるマシンを持っていると本当に確信している。多くのレースがあるし、ただ懸命にプッシュしなければならない。一旦、全てがスムーズにいったら、レースに勝って上昇できるだろう。

レースの序盤、あなたはハミルトンより速かった。タイヤの状況を無視すれば、今日はフェラーリがベストなクルマでしたか?
僕は常に良いマシンを持っていると信じている。僕たちのマシンが突然悪くなることはないよ。1つの間違ったタイヤ決定をして、多くを犠牲にした。その時点まで僕たちにはとても良いスピードがあったし、気楽だった。残念ながら、ただ不運だったんだ。

現在、チャンピオンシップの首位には3人のドライバーが並んでいます。これはあなたのチャンピオンシップへの野心のための新たな始まりとなりますか?
さっきも言ったように、ここ4レースは簡単ではなかった。僕は2度ノーポイントだった。最後のレースは、良いスピードがあったけど、小さな問題があった。ここでは僕たちはうまくいかなかった。でも、まだリードしている。それらの4レースを終えてもっと悪い状況もありえた。僕たちは良いスピードを持っていることはわかっているけど、ただ週末をうまく、スムーズに行う必要がある。たくさんのレースがある。ここ数レースは難しかったとしても、僕たちは良い良い位置にいるし、良いスピードがある。だから、それにゆいてはあまり心配していないよ。

あなたはタイヤのミスを話しましたが、新しいインターミディを履いてもマシンは速くなかったです。それは何故ですか?
ちょうど人々の後ろにいた。僕たちはマシンに最後までいける燃料を積んでいた。だから、その時点でかなり重かった。また雨により数回コースオフした。一度はブリッヂのあとにフルスピードでね。ちょうどアクアプレーニングに乗ってしまったけど、幸運にもトラックに戻ることができた。だから、マシンがもはや最高の状態ではないことは確信した。僕たちはそれを取り戻したし、難しい状況あだった。僕たちが調子が良かったら同じ決定をしただろうし、勝利のために戦うことができただろう。こんなときもあるさ。

チャンピオンシップの順位にはいらいらしますか?もしく不快な状態を和らげましたか?
ここ4レースが望んだとうにはならなかった。もっと悪かったかもしれないけど、僕たちはまだリードしている。それについては心配していないし、望んだ場所にいけると確信している。僕たちはただ次のレースでうまくやる必要があるし、それから僕たちは行くだろう。

あなたはここでチームより良い仕事をしましたか?
いいや、僕たちは、チームとして勝ち、負ける。間違った決定をすることもある。僕たちはそこから学ばなければならない。チームに不満はないし、彼らも僕に不満を言わない。他のタイヤを選ぶか、そのタイヤのままでいるかを言うのは簡単だ。でも、それはチームワークだし、うまくいかないときもあるんだ。僕たちはただそこから学ぶ必要がある。

ピットストップのあと、ハミルトンほどペースがないとわかったとき、アロンソのように変更を求めましたか?
いいや。最終的に雨はすぐ止むと予想していた。そして、僕たちが決定したようにはならなかった。僕たちはあまりに多くのタイムをうしなったけど、後から振り返って、変更すべきだったと言うのは簡単なことだ。まず第一に、僕たちは雨が降ると思っていなかったし、数分続くだけだと思っていた。結局、4位で戻ってきた。期待はずれのレースだったけど、僕たちはまだ良いポイントを得ていて、チャンピオンシップをリードしている。だから僕たちは何も失っていないんだ。

終盤のアロンソとの戦いを解説してもらえますか?
素晴らしかったよ。戦うことは常に素晴らしいし、僕にとって重要なことだ。でも、あまりリスクは冒したくはないね。フェルナンドにとっては何も失うものがないから、よりリスクをとることができる。僕は確実にもう1ポイントを得たかったし、最終的に僕は彼を抜いた。だから、良かったよ。

スタートでは何があったのですか?
僕はとても良いスタートを切ったし、ヘイキとマークの間に行く予定だった。でも、マークが左にきて、どこにも行けなかった。ハミルトンは4番手から良いスタートをして、みんなを抜いていった。そして、僕はどこにも行けなかった。僕はスピードがあったけど、後退しなければならなかったんだ。

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カテゴリー: F1 / キミ・ライコネン / スクーデリア・フェラーリ / F1イギリスGP